2011年6月4日土曜日

質問事項

・その雑誌におけるテーマカラーとは?
・テーマにしている地域がありますか?それはどこですか?
・イメージしている人物像(音楽、アート、俳優、etc)
・モデルの起用基準
・ファッション以外の特集の決め方
・読者に対して意識していること
・読者の要求は昔と今とでどう変わったか?
・1ページの情報量の基準
・記事の順番の基準
・ギャルが少ないことに対してどう思いますか?
・雑誌ごとのごだわり
・最新のギャル情報を教えてください
・ギャル語はギャルから?雑誌から?
・若い読者層だが、収入源わかりますか?
・モノクロページ入れる/入れない基準
・雑誌の綴じかた、紙質の違い
・内容は現地調査?メッセージを伝えること?
・何人体制?業務分担は?
・一冊作るのに何回くらい会議をするのか。
・ギャルの魅力とは何か。
・ニーズに合わせるか、ニーズを作るのか
・内容を全て読ませたいのか、演出なのか?(men's egg)
・正確な読者ターゲット(年齢、性別、職業等)
・正規モデルと読者モデルの善し悪し
・出会い系の広告を入れる理由
・ギャル・ギャル男のファションに対する想い
・キャッチコピーはどうやって決めるのか?

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・渋谷に集まる若者にとって「渋谷っぽい」と言われることは嬉しいことか?
・その「系」に入りたくてそうなる努力をしている人は嬉しい(合格?)んじゃないか。
・そのつもりはないのに渋谷系、アキバ系、など、「系」とひとくくりにされるといい気分はしない。
・人と違う自分、のほうが居心地がいい人と、人と同じであることのほうが居心地がいい人がいる。
・渋谷系、という言葉が登場したのはFlipper's Guiter~小沢健二ら渋谷を拠点に人気を博して行ったポップ・ミュージックのラベル付けにはじまる。

という議論をきっかけに、また粟野の脱線話。
・憧れを抱く気持ちと、憧れに届いた後の気持ち
・「系」というラベリング
・かぶき、風流(ふりう)、数寄の心性
など



その前にマンチェスター系とラベリングされた、エレ・アコ、小編成、大きな社会問題への意義提出ではなく身の回りのこまやかな風景を対象にした歌詞、などのブリティッシュ・ロックが日本でも人気を博した。
同時期、カレッジ・ロックとグランジ・ファッション。

その前に、モンド(ワールド/エスニック)的傾向から60年代フレンチポップ、ブラジル音楽、メキシカンなど、非英語圏の数十年前の上質なポップス再評価の流れがあり。
現代生まれたフォークソング(民族音楽)として、発祥地名が冠される。

そんな頃、拡張されたテクノ/実験音楽の流れからシカゴ系など地名を関したラベリングや音響派などコンセプトを表明したラベリング、ドラムンベースなど表現スタイルによるラベリングなどが一般化。

クラブ、ハウス、ディスコ、ラウンジ等はその音楽が消費される場所に由来するラベリング。

80年前後、ダブリン、マンチェスター、ブリストルなど、ロンドン以外を発祥地とするミュージシャンが出身地とともにオーバー・グラウンド化。


70年代後半〜、インディーズ・レーベルが興隆し、エレ・アコ、テクノ/エレクトロ、エクスペリメンタル、オルタナティブの様相をもって後のスピンアウトした系譜のきざしを示す。
70年代中頃、イギリスの経済不況も影響して「抵抗する若者」としてのパンク・ロック(ポジティブ/ネガティブ)が、労働者ファッション、浮浪者ファッションとセットになり、重厚長大なロックを越えてオーバー・グラウンド化。「ロンドン・パンク」というラベリングが登場。

日本でも、博多系、関西系(大阪)のR&B(古典的なサザン、リズム&ブルース・ロック等の系譜)などのラベリングが登場。

つまり、音楽文化における地名のつく「〜系」は、その地域の文化からのスピンアウトというより、ミュージシャンがそこ出身、という由来が多い。

というオチでなんとか、着地。



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