2011年12月29日木曜日

雑誌調査メモ


Anan
女性向けファッション誌。全体的な内容は、前半46ページのみがファッション記事で、それ以外は特集記事で構成されるため、情報誌の色合いが強い。「好きな男・嫌いな男ランキング」や女性誌には珍しい「SEX特集」を組むなど、話題性の強い雑誌である。デザインの特徴は、文字が多いが、行間や文字間がしっかりしており、読みやすい。全体的にピンクで構成されている。



AneCan
CanCamの特集「お姉さん向けCanCam」が好評だったため創刊された女性向けファッション誌。社会人向け、CanCamより年齢層が高め。単価の高いブランドの商品が多く、高級感がある。服のみを見せるページはなく、全身の写真が多い。ロケ撮影の写真が多いが、背景がぼやけているため、服が見えやすい。白、赤、黒で配色されている。フォントが大きく太いのが特徴的。

対象:20代後半~30代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
レイアウト:regular layout
配色:高明度色を多用
その他:対比の構造は左右ページでうまく分けている。

BLENDA
 10代前半~20代前半女性向けのPopteenPopsisterのお姉さんファッション誌。
雑誌の中心であるファッション関係のページは、一枚一枚が、落ち着いたダークカラーを使った写真集のような作りとなっているのに対し、文字は小さく、1ページのうちに違うフォントが使われていることや、激しいトーン差、不揃いなレイアウトが特徴。
女子大生やOLを対象としたアンケートや着こなし等といった合間の特集には、明るい原色を中心のページがあり、変化を出している。
モデルの足元を強調するために、ローアングルからの写真が多く使われている。

対象:10代前半~20代前半女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、メリハリを付けている。
レイアウト:free layout
配色:
その他:

CanCam
女性向けファッション誌。お姉系。OLや社会人をターゲットにしているため、社交的なファッションから外れていない。同じ型の服が多い。結婚式でのマナーや女性としてのマナーなど、マナーページが多いのが特徴的。ページの使い方がゆったりしているため、見やすい。配色は、白・赤・黒。元専属モデルには、藤原紀香や押切モエなど、テレビで活躍している人が多い。
対象:20代女性
情報量:★★★
写真:切り抜き、それぞれのサイズが違う。
レイアウト:左:free、右:regular
配色:明るい
その他:ゆったりした印象

CHOKi CHOKi
ターゲットは1020前半。
流行のヘアースタイルや髪形に合わせたファッションを掲載。
元々ヘアスタイルの雑誌だったが「おしゃれキング」という言葉が有名になり次第にファッション誌へと変化していった。
その名残からか美容師がファッションモデルとして取り上げられることが多く「サロン系」と名付けられたジャンルを紹介している。
雑誌全体のカラーは落ち着いている。
掲載されている服はモデルの私物が多くコメントで「~で買いました」などが書いてある。
洋服だけではなく髪型も提案することが多い為、流行に敏感でトータルコーディネートしたい方におすすめの雑誌だ。
対象:10代~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、スナップ風
レイアウト:freeに少しregular
配色:鮮やか
その他:イラストセリフ付き、ダイナミック



egg
谷のギャルをターゲットとしたファッション文化紙。谷109で取り扱ってるファッションブランドを中心としたファッションページがページ。レイアウトの特としては、コラージュのようにランダムなレイヤーが重なっている。
背面の地を埋めくす画像や、文字が基本の構成となっている。文字が画像負けしないように、立体的な理がされていたり、色でわれていたりと工夫されている。色味の統一性はなく、モデルの明るいの毛(金系)で、誌全体のトーンが特つけられている。
eggにおいての企画ページは、誌の娯楽性そのものとして重要な位置となっている。者モデルが企画の出演者となり、より一層バラエティーに徹した容となっている。また、広告が比較的少なく、緩衝的役割のないまま、誌は展開されている。そうする事で、ギャルの若くて元
イメージが強化なものとして者を引きつけている。ギャルを定義つける要素(格好、精神、世代、文化)を総合的に創造する誌というのが特だ。

対象:10代女性
情報量:★★★★★
写真:角版写真
レイアウト:free layout
配色:にぎやか
その他:隙間がないレイアウト

ELLE 
ファッションが中心だが、映画やグルメ、美容関係や生活用品などといった文化記事が充実しており、他のファッション誌と比べて厚みのある雑誌になっている。
全ページがシックなカラーページで、中綴じの小冊子以外はほぼ光沢紙で作られており、書体はインタヴューが明朝体である以外は基本ゴシックが使われている。
また、外国人のモデルが使われていることや、落ち着いた色の服、写真集風のものと通常の雑誌風のものが混ざっているレイアウト、週刊誌的な雰囲気のゴシップ記事などがあるのが特徴。
服や化粧品は、海外のハイブランドなものが多いが、値段が付く前のものが多く、服の値段はあまり出ていない。



JJ
女性向けファッション誌。お姉系。「流行っている!」「今はコレ!」などのコピーから流行を扱っている印象。どこで買えるのかがより細かく、関東・関西・東北と、地域別に書かれている。ブランドより、スタイリストのオススメで特集を組むなど、モノより人を取り上げている。基本的に写真が大きく、2ページ使って大きな写真をレイアウトするパターンも多い。見出しのバリエーションが多く、飽きないよう工夫されている。文字間を十分取っており、左右対称にレイアウトされているため見やすい。雰囲気英語や専門用語が多い。

対象:20代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、単品写真あり
レイアウト:free layout
配色:背景は白ページが多く、清潔感あり。
その他:通販カタログっぽいレイアウト


Mens  egg
 10代~20代前半の渋谷の男性向けのファッション分化誌。ギャルの彼氏に着目した、Eggの男性版として創刊され、ギャル男やお兄系、アメカジなどといった、男性向けの渋谷系
のファッションなどを紹介している。
eggと同じく、渋谷109などで取り扱っているブランドの洋服紹介やヘアスタイル紹介、ストリートスナップといったファッション関係の記事を中心に、恋愛関係の特集や社会風刺などのユニークな娯楽ページで構成されている。
全体的に明るい色が多用されており、ページ全体が大量の画像や文字で埋め尽くされたものになっているが、カラフルで個性的なフォントを使い工夫しているため、世界観と可読性を両立した独自の作りとなっている。
モデルの起用基準は様々だが、目立ちたい若者から見た「親しみやすさ」を大事にしており、それが雑誌全体の方向性になっている。

対象:10代~20代前半男性
情報量:★★★★★
写真:角版写真、スナップ風
レイアウト:regular layout
配色:アイスカラーが多い
その他:写真の上に文字があるなどのレイヤー化。

Men's JOKER
20代~から人気のある雑誌。
きれいめ・カジュアルなファッションが多く掲載されている。
内容はスーツスタイルなども掲載されていて社会人の男性などからも支持を集めている。
レイアウトは商品と記事を綺麗に並べてアースカラーで統一されている。
背景に抑揚はつけず白ですっきりと見せることが多い。
雑誌全体のカラーとして白、黒を多様し構成。
大人の男を連想させる商品が多い。
社会人が休日着るカジュアルスタイルにとてもよく合う雑誌だ。
MEN'S NON-NO
集英社から発行。幅広い層に支持されているファッション誌。
女性ファッション誌non-noの男性版として1986年に創刊。
掲載される洋服の量も多く内容共に充実している為、見ていて飽きない雑誌。
レイアウトに直線的な配置を多用し、すっきりしていて見やすい。
ファッションの系統はモード系が多い。
中には奇抜な物や高価な物もあるが、基本的に万人受けする物が多くとても安定感がある。
表紙に大物有名人を使用する事が多い。
ファッションに興味のない人でも一度は見た事のある雑誌だ。


Mens  Spider
 20代男性向けのファッション誌。Vホス系(ヴィジュアル系ホスト)という新しいジャンルのファッションを提案している。ギャル男やお兄系よりも、毛束を強調したボリュームのある極端な髪形で、メイクやカラーコンタクトも取り入れているため、ワイルドなギャル男に対してキレイ目で中性的な印象となっている。現実離れしたミュージシャンのようなファッションと、挑発的で自信過剰なユニークなキャッチコピーが特徴的。Mens  eggと同じく、ファッション特集と娯楽関係が中心だが、メイクの紹介やホストクラブの広告があり、白・黒を多用している。

対象:20代男性
情報量:★★★★★
写真:切り抜き、スナップ風
レイアウト:free layout
配色:白、黒を多用
その他:1ページに大量な写真を配置、ユニークなコピーが多い。


mini
 10代~20代女性向けのファッション誌。消費者目線のナチュラルなオシャレさと、若い実力派女優をピックアップしていることが特徴で、SMARTと同じく、幅広いタイプの若者が抵抗なく読めるような作りとなっている。
ナチュラルカラーにハイコントラストな、あわい色使いと、親しみやすいレイアウト、読者との距離を縮めるような言葉使いがされている。
ファッション関係の記事がメインだが、タレントのインタヴューや占いのページ、流行や健康の特集などもある。
広告はファッション関係のものが多く見られる。

対象:10~20代女性
情報量:★★★
写真:切り抜き、単品写真あり
レイアウト: regularに少しfree
配色:薄色系
その他:親しみやすい感覚


Non-no
10代、20代女性向けファッション誌。ページ数が多く、ファッションページの他に、美容に関する特集や有名人のインタビュー、エンタメ情報なども取り扱う。ファッションページでは、セクシーさや奇抜さはなく、ニュートラルな着こなしを紹介している。配色は赤・白・黒。どのページも同じカラーやイメージで構成されており、単調である。1ページに対してのモデル数が多い。

対象:20代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
レイアウト: regular layout
配色: どのページも同系カラー
その他:通販雑誌のようなレイアウト

Numero
モード雑誌なため、1ページに一つの商品を載せるなど、シンプルで整理された、見やすい作品集のような出来上がりとなっている。また行間と文字間が離れているため、1ページあたりの情報量が少ないことと、写真のクオリティが高いことが特徴。
抜きが多く、タイトルページに色やテクスチュアをのせて背景を白にする、服のみを平らに置いてコーディネイトを示すやり方を用いる、写真の大きさが均一に見えるようなレイアウトにするなどの演出もある。
ファッションが中心だが、文章の多い星座占い、ヌード記事、インタヴユーなどの文化面も充実している。


NYLON
20代女性向けのファッション誌。元々はアメリカで創刊されたもので、雑誌名はニューヨーク(NY)とロンドン(LONDON)の頭文字からとっている。
上下に切れるような写真の使い方と、コラージュ的なレイアウトと、外国人のモデルが多く使われていること、開くようになっている表紙が特徴。
アメリカ版が、マット紙やザラついた紙質で、シックな色使いと小さい文字ザイズであるのに対して、日本版は、光沢紙が使われており、ビビッドでポップな色使いと一般的な読みやすい文字サイズで、占いや有名人のインタヴューのページがあるなどの違いがある。
対象:20代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、角版写真併用
レイアウト:free layout
配色:ビビットなどの原色が多い。
その他:コラージュレイアウトが多い。


POP Sister
 20代前半の女性向けのPopteenのお姉さん的ファッション雑誌。モデルやアイテムが派手なギャル系であるのに対して、紙面全体は薄色系の落ち着いたものとなっており、ハイコントラストな色使いだが、統一されており、見やすい作りとなっている。
レイアウトは見出しページを多用しており、言葉使いは、ですます調としゃべり言葉が使われている。
内容はファッションの紹介が中心になっており、モデルの私生活やおしゃれ関係のインタヴューなどの特集もあり、広告は、ファッションや美容、出版社や学校のものがある。

対象:20代前半女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
レイアウト:free layout
配色:薄色系
その他:落ち着いた紙面とアイテムの派手さが目立つ。

POPEYE
20代をターゲットとして、トレンド・カジュアル・アウトドア・トラッドなど幅広い情報を掲載しているメンズファッション誌。
写真集のような雰囲気があり外国人モデルを多用している為おしゃれに見える。
写真の中には絵画のようにイメージを補正して掲載されているものもあった。
全体的に雑誌のトーンが抑えられている為、写真一枚一枚がとても映えている。
若手のショップを取り上げている事も多く、トレンドは勿論、自分達で新しい流行を提案していくという意気込みがとてもよく表れている。
文字の量は多いが背景がすっきりしていてとても読みやすい。
デザイナーの服や食器、小物等も掲載されており、暮らしそのものをオシャレにする雑誌だ。
対象:20代男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、角版写真併用。
レイアウト:regular layout
配色:内容ページの背景が白(スッキリ)
その他:写真は番号付きなので、説明は他のコーナーにあり読みやすい。


PS
20歳前後をターゲットとしたカジュアルファッション誌。PSとは「Pretty Style」の略。裏原宿系。暖色系と白で構成されている。配色のバランスが考えられて、コントラストが少ないため、ぼやっとして優しいイメージ。写真は日常の一コマのような撮り方。就活特集や「姉PS」という特集があり、ターゲット層を厚くする工夫がされている。言葉遣いは、敬語、記号「☆」「○」などを利用した口語がある。

対象:20代女性
情報量:★★★
写真:切り抜き
レイアウト:free layout
配色:背景は白、あってもペールトーン、全体的に暖色
その他:見出しの色も背景色との関係を考慮。

Ranzuki
 10代女性向けのファッション誌。eggと同じく金髪、小麦肌のギャルを扱っている雑誌だが、eggよりも表情の少ないシンプルな作りで色もおさえているなど、見やすい工夫がされている。
新作の洋服やヘアスタイル、メイクなどのファッション関係の記事を中心に、ギャルの私生活や恋愛、音楽などの娯楽ページなどで構成されているが、内容は渋谷のみに依存していない。広告ページは美容や携帯ササイト、ファッション系の学校のものがある。
創刊時の名前はランキング大好きであり、途中の一色刷りのページには、好きな食べ物やテレビ番組、音楽や日用品といったギャルの流行に加え、恋愛関係のアンケートや悩み相談といった記事も掲載されている。

対象:10代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
レイアウト:free layout
配色:ビビッド、ダイナミック
その他:eggよりシンプルに見える

SMART
10代~20代をターゲットとした男性ファッション誌。海外ブランドの商品を中心とした容。レイアウトの特としては、商品個々の画像を羅列。その際に、背面を白で統一する。
海外趣向を強く印象つける為に、多くのモデルにハーフや、外国人を起用している。また、日本の男性俳優のファッション企画を多く取り上げることで、日本における文化芸能の流行を先けている。
文字情報量は、商品情報中心。どのように着ているのかという、ファッションコンセプトが題名となっている。フォントのポイントは比較的小さい。ファッション、タバコ、整系の商品などが、スポンサーに多く見受けられる。
また、広告面と記事が合わさったな情報面が制作されていて、スマート自の宣伝情報が特的だ。


SJ
10代から20代をターゲットとした男性ファッション誌。
レイアウトの特徴としては、アイテム数は多いが、縦横・上下が整列されており、またフォーマットが統一されているため見やすい。背景は白が多い。
リラックス感のあるアメカジリラッカジをコンセプトとしているため、都会的ではなく、郊外に出ていくような印象がある。服の単価が高く、used感のあるナチュラルな配色が多い。
モデルはハーフを起用。
記事の内容は、男性ファッションが大部分を占めるが、生活に関する記事や女性の服の紹介の記事もある。

対象:10~20代前半男性
情報量:★★★
写真:切り抜き
レイアウト:regular layout
配色:ナチュラル
その他:フォーマットが統一されている。Shopリストがページの下に


Samurai
ストリート系を中心とした男性ファッション誌。モデルとして、アーティストやトラックメーカー、ラッパーを起用しているのが特徴的である。
服を大量に縦横に羅列しているが、レイアウトに法則があるので、ごちゃごちゃした感じはない。写真と文章を上下で分けることが多い。(アイテム下にメーカー名を大きく載せている)配色は、青、紫、白を多用。
扱っているアイテムはブランド物が中心。ブランドごとの新作紹介のページがある。
ファッションページの他に、音楽情報の記事が多い。

対象:10~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
レイアウト: freeregularだが、罫線があり読みやすい。
配色:鮮やか
その他:中綴じに小冊子を含んでいるため、リズムがある。


Samurai ELO
男性向けファッション誌。モデルは起用せず、読者モデルのスナップショットで構成されている。雑誌そのもののサイズが小さい。
レイアウトの割り方が一定ではないため、見ていて飽きない。文字亮が多くごちゃごちゃしているが、色で目線を導いているため、また配色に統一感があるため見やすい。パステルカラーの配色。
men's eggに次いで、下世話な記事が多い。

対象:10~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:角版写真、切り抜き併用
レイアウト: regularfree
配色:ページごとに統一している
その他:文字量が多いが、色が統一されているため読みやすい。


411(フォーダブワン)

10代~20代の学生をターゲットとしたストリート・ヒップホップ系の男性ファッション誌。
レイアウトの特徴としては見開き1Pで商品を紹介していたり人で埋め尽くされていたりととてもページごとのインパクトが強い。
しかしインパクトが強い反面、広告と記事が一緒の場所に掲載されていたり、写真を細かく並べている事が多い為、見にくい箇所も多々ある。割合としては3分の1くらいは広告が入っている。
黒を基調とし原色を多く使用している為ギラギラとした危険な夜的なイメージがよく表れている。
雑誌に出ているモデルの多くは外国人が占めていて女性の場合は水着が多い。
ファッションの他にカスタムカー、同ジャンルのアーティストとの対談、クラブ情報、料理などストリート・ヒップホップ系と呼ばれるジャンル内で選ばれたサブカル情報も数多く掲載されている。
日本人が考えるヒップホップのイメージという観点から見てみると非常に偏っていて面白い雑誌である。
対象:10~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
レイアウト:free layout
配色:ネオンサインのような色遣い。
その他:見開き2ページで埋め尽くされるページが多々ある。



小悪魔ageha
対象:10代後半~20代女性
情報量:★★★★★
写真:切り抜き、プリクラ効果
レイアウト:free layout
配色:薄色系+黒
その他:ページごとに必ずキラキラマークがある。

JELLY
対象:10代後半~20代前半女性
情報量:★★★
写真:切り抜き
レイアウト:左:free、右:regular
配色:明るい
その他:セレクトショップのような雰囲気。

Popteen
対象:10代女性
情報量:★★★★★
写真:切り抜き、コラージュ、背景付き
レイアウト:free layoutが多い。
配色:背景の色がオレンジやピンク、パープル
その他:文字量が多い。


自己紹介文 ビー

何 昇峰
台湾出身。
2009年の秋に来日、1年半をかけて日本語学校を通い、2011年4月に造形大大学院に入学、デザイン研究領域に在籍。
大学時代の専攻は広告とマーケティングである、大学2年目、台湾の本屋で、ある日本から輸入してきたグラフィックデザイン書籍に出会い、まるで恋に落ちたように、日本のグラフィックデザインを憧れるようになり、和式グラフィックデザインを注目し始めた。その後、当時はまだ日本語を一句も話せない私が東京に一人旅をし、あらゆることに目をつけられ、さらに日本のことを好きになって、日本への留学を決意した。
大学院で、エアライン(航空会社)を対象にCI(Corporate Identity)のを研究している。エアラインのブランディングの作り方から、ブランディングの本質、ブランディングに新たなアプローチを探り出そうとしている。

2011年12月28日水曜日

自己紹介

鎌田花夏

デザイン研究領域
研究テーマ「人が集まる空間の研究・人を集める空間の探求」
学部では同大学の室内建築専攻領域で、家具・空間・建築の三分野を学びました。大学院では空間デザインを専門として、人が集まる空間には営利空間・非営利空間の区別なく共通した力が働いているという視点に立ってその力を明らかにすべく研究をしています。

自己紹介

菅 章太(すがしょうた)

大分県出身


す 末っ子長男甘えん坊

が 外柔内剛を目指すも座右の銘は牛尾たるより鶏頭たれ

し 恣意的な思考だが基本はビビリ

よ 酔えば酔うほど頭は冴え強気に

う 右往左往してしまうのが玉に傷

た 体感・実感・経験を重んじる



美術学部絵画先攻

写真・映像・インスタレーション・プロジェクト 


「作品を作る事で社会の中にいる自分、その他の人々に向かって『当たり前を疑わせる、もしくは肯定する』機会を与える」

「コミュニケーションを通じて作品を作り、社会への科学変化を起こす」

斉藤 自己紹介文

東京造形大学出身。
彫刻をはじめとした空間表現に取り組む。

美術がもつ「うつす」という特性をテーマに据え、研究を進める。

現在はリズム(rhythm)をキーワードに制作している。

自己紹介

コピーを書いています。
複写のコピーじゃなくて、広告のコピー。
コピーは“文章のデザイン”です。

専攻はデザインマネジメント。
企業価値とデザインの関係性を考えています。

もともと名古屋で、建築、とくに歴史意匠学を専攻。
「モノのかたちと、その背景にある意味や思想」
というデザインの大原則を学び、
その理解を深めるために美大進学。(156文字)

2011年12月9日金曜日

フィールドワーク文章直し

変更箇所が赤字になっています。
その他変更あればまた言ってください!

●フィールドワーク

私達はこれまでに二つのフィールドワークを行い、自分たちの目で見て渋谷を理解していくことを試みた。

フィールドワーク①
『渋谷の「好き」を集める。』
私たちはブレインストーミングを通じて「渋谷=若者が集まる街」という共通認識を導き出した。若者が集まるということは、若者が興味を持つ事柄が集まっているともいえる。興味とは関心を持つ感情であり、その中にはポジティブな感情もあればネガティブな感情もある。渋谷の場合、この感情を長い期間留めているという点から私たちは渋谷に集まる興味がポジティブな感情からくるものであると推測した。また、ポジティブな感情とは「楽しい」や「うれしい」という感情であり、これらは何かしらに好意を持った際に現れる感情であると考えた。
以上のことから、私たちは渋谷に現れる「好き」という感情をもとに起こる現象をヴィジュアルとして集めて考察し、そこから渋谷という街の特徴を探って理解を深めることにした。

(写真をお願いします)

フィールドワーク①の結果から、渋谷に現れる「好き」という感情の主語が様々存在することに気がついた。たとえば渋谷のランドマークである109の建物内の混雑にはギャル以外にも彼女たちに憧れる少女を連れた親子が多数存在し、109の熱気を強化していた。また、街中には地元住民が活動する渋谷の緑化計画やポイ捨て防止看板がある一方で、渋谷を縄張りとする若者の自己表現も存在していた。これらは、それぞれの立場から渋谷を「好き」になり、それが違った現象として街に表出しているということである。違った出発点から、高さや方向、角度を違えながらも同じ渋谷という街から発生し、渋谷という街で共存している「好き」という現象たち。そしてそれらがたとえ反発しあったとしても渋谷ならばそれさえも渋谷らしさとして活かされ、また、ある程度の力を持たないベクトルは現代の瞬間性に飲み込まれて消えていく。だからこそ渋谷は流行の街と捉えられるのではないだろうか。渋谷という街はそんな許容力と凶暴性を兼ね備えているように感じた。このように私たちは、方向性や性質の違う様々な「好き」を発見し、それらが消えては生まれ、混在していくことで光を放つ言葉に代え難い混沌とした街の魅力を実感した。

フィールドワーク②
『渋谷の実態を調査する』
フィールドワーク①を開始する前には渋谷に集まる若者とはギャル・ギャル男であろうと想像していた。メンバー全員がこの共通認識を抵抗なく持つことができたことにもあらわれるように、世の中が持つ渋谷にいる若者のイメージはギャル・ギャル男なのではないだろうか。しかし、フィールドワーク①では、渋谷にはギャル・ギャル男よりもそれ以外のジャンルに属する若者に多く遭遇した。
このことから私たちは、渋谷にいる若者たちにスポットを当てて再度フィールドワークを行い、渋谷にいる人々の情報を整理することで渋谷の実態を明らかにしようと考えた。

(写真をお願いします)

フィールドワーク②の結果から、渋谷にはギャル・ギャル男以外の若者が多数を占めることが分かった。昼間の渋谷駅前スクランブル交差点を観察したところ、ギャル・ギャル男よりもカジュアル系のファッションをした若者が多数を占めていた。彼らは同性同士3~4人のグループを組んでいることが多く、男女を混合したグループはあまり見られなかった。また観光客としてカメラを構える国内外の人々や、サラリーマンも目立った。夜になると観光客やサラリーマンの数は減るものの、やはりカジュアル系のファッションをした若者が目立ち、ギャル・ギャル男と呼べる若者たちはほんの少数であった。なによりも渋谷のイメージとして持っていた若者がたむろする姿は見られなかった。また、ナンパに精を出す若者も見受けられなかった。
このことから私たちが持っていた渋谷のイメージは現実の渋谷とずれ始めていることが分かった。では、私たちが持っていた渋谷のイメージはいったいどこから来たのだろうか。
私たちはフィールドワーク①・②をふまえて渋谷のイメージと実態について再度ブレインストーミングを行った。その結果、私たちが持ち続けてきたイメージと直結するアイコンとして雑誌「egg」と雑誌「men’s egg」にたどり着いた。二つの雑誌が持つ若者像こそ私たちが持っていた渋谷のイメージそのものである。また、それとは反対に渋谷にいる若者の多数を占めるファッションに属する雑誌として雑誌「mini」や雑誌「smart」に着目した。そして私たちはこれらの雑誌を研究し、理解することで渋谷という街のもつ虚像と実像に迫っていこうと考えた。

2011年12月6日火曜日




みなさんたくさんの意見をいただき、ありがとうございました!
いま、下の案を絞って、いくつかの組み合わせを作ってました。
よろしくお願いします!


2011年11月25日金曜日

遅くなってごめんなさい。
フィールドワークページ用の文章データをアップします。
推敲お願いします。


●フィールドワーク

私達はこれまでに二つのフィールドワークを行い、自分たちの目で見て渋谷を理解していくことを試みた。

フィールドワーク①
『渋谷の「好き」を集める。』
私たちはブレインストーミングを通じて「渋谷=若者が集まる街」という共通認識を導き出した。若者が集まるということは、若者が興味を持つ事柄が集まっているともいえる。興味とは関心を持つ感情であり、その中にはポジティブな感情もあればネガティブな感情もある。渋谷の場合、この感情を長い期間留めているという点から私たちは渋谷に集まる興味がポジティブな感情からくるものであると推測した。また、ポジティブな感情とは「楽しい」や「うれしい」という感情であり、これらは何かしらに好意を持った際に現れる感情であると考えた。
以上のことから、私たちは渋谷に現れる「好き」という感情をもとに起こる現象をヴィジュアルとして集めて考察し、そこから渋谷という街の特徴を探って理解を深めることにした。

(写真をお願いします)

フィールドワーク①の結果から、渋谷に現れる「好き」という感情の主語が様々存在することに気がついた。たとえば渋谷のランドマークである109の建物内の混雑にはギャル以外にも彼女たちに憧れる少女を連れた親子が多数存在し、109の熱気を強化していた。また、街中には地元住民が活動する渋谷の緑化計画やポイ捨て防止看板がある一方で、渋谷を縄張りとする若者の自己表現も存在していた。これらは、それぞれの立場から渋谷を「好き」になり、それが違った現象として街に表出しているということである。私たちは様々な形の「好き」を発見したことから、この形の違う「好き」が混在しているからこそ渋谷は混沌とした言葉に代え難い魅力を持つのではないかと考えた。

フィールドワーク②
『渋谷の実態を調査する』
フィールドワーク①を開始する前には渋谷に集まる若者とはギャル・ギャル男であろうと想像していた。メンバー全員がこの共通認識を抵抗なく持つことができたことにもあらわれるように、世の中が持つ渋谷にいる若者のイメージはギャル・ギャル男なのではないだろうか。しかし、フィールドワーク①では、渋谷にはギャル・ギャル男よりもそれ以外のジャンルに属する若者に多く遭遇した。
このことから私たちは、渋谷にいる若者たちにスポットを当てて再度フィールドワークを行い、渋谷にいる人々の情報を整理することで渋谷の実態を明らかにしようと考えた。

(写真をお願いします)

フィールドワーク②の結果から、渋谷にはギャル・ギャル男以外の若者が多数を占めることが分かった。昼間の渋谷駅前スクランブル交差点を観察したところ、ギャル・ギャル男よりもカジュアル系のファッションをした若者が多数を占めていた。彼らは同性同士3~4人のグループを組んでいることが多く、男女を混合したグループはあまり見られなかった。また観光客としてカメラを構える国内外の人々や、サラリーマンも目立った。夜になると観光客やサラリーマンの数は減るものの、やはりカジュアル系のファッションをした若者が目立ち、ギャル・ギャル男と呼べる若者たちはほんの少数であった。なによりも渋谷のイメージとして持っていた若者がたむろする姿は見られなかった。また、ナンパに精を出す若者も見受けられなかった。
このことから私たちが持っていた渋谷のイメージは現実の渋谷とずれ始めていることが分かった。では、私たちが持っていた渋谷のイメージはいったいどこから来たのだろうか。
私たちはフィールドワーク①・②をふまえて渋谷のイメージと実態について再度ブレインストーミングを行った。その結果、私たちが持ち続けてきたイメージと直結するアイコンとして雑誌「egg」と雑誌「men’s egg」にたどり着いた。二つの雑誌が持つ若者像こそ私たちが持っていた渋谷のイメージそのものである。また、それとは反対に渋谷にいる若者の多数を占めるファッションに属する雑誌として雑誌「mini」や雑誌「smart」に着目した。そして私たちはこれらの雑誌を研究し、理解することで渋谷という街のもつ虚像と実像に迫っていこうと考えた。

鎌田

2011年11月18日金曜日

渋プロのロゴマーク、第二弾!



みなさん、こんにちは!Beeです。

みなさんからいろんな意見をいただき、ありがとうございました!

みなさんの意見を参考した上で、そして僕自分の考えを加え、
前の案の修正を含めた、新たな3案を仕上げました。

左上のは、「渋」の漢字のままで、ストレートで「渋谷プロジェクト」を表現しました。
この前、武藤さんから聞いたんですけど、みなさんが渋谷に対する印象はそんなに鮮やかではないと。そこで、渋という漢字にちょっと濃いめな緑を使い、「Project」の英文字には明るいピンクを使いました。その対比を表したくてから。

右上の案は、前の案の修正案です。さん水辺をもっとはっきり見えるようにしました。そして、「渋」という漢字、もっと分かりやすくもらえるため、下の「ロ」文字はちょっと描き直しました。

下の案は本プロジェクトのスローガン(?)「渋谷から始まり、渋谷にあつまる」、渋谷は発信源でありながら、中心地でもありというコンセプトに基づいたもので、ルートマップみたいな形で表現しました。

以上三つの案を出しましたが、よろしくお願いします!

2011年11月15日火曜日

渋プロのロゴマーク


みなさん!こんにちは!
ビーです!

今、渋プロの冊子の作成は進んでいます。
そのため、僕は「渋プロ」に一つのロゴを作りました。
ロゴマークがあると、たぶん他の人に私たちがやっていることをより速く分かってもらえるではないかと思って、勝手に作りました。

一応、みなさんに先にお見せします。

このマークは「渋プロ」という企画名から、転化されたもので、渋谷というところの元気さを出すため、鮮やかな色で仕上げられました。

もし、このマークについて、「こうしたほうがいいじゃない?」「ここがよくないね!」といった意見があったら、遠慮なく言って下さい!みなさんのご意見が欲しいです!
よろしくお願いします!


2011年11月10日木曜日

どうでしょう

記者の心得は、人にとっての心得

時事通信社経済部 記者 豊田百合枝氏 2011.05.23


雑誌出版社への取材をするにあたり、時事通信社経済部の記者、豊田百合枝氏から取材のコツや注意点をうかがった。そもそも通信社とは何かという話から、記者の仕事内容、心構えなど、実体験を交えた記者としての“生き方”のおはなし。記者の生きるスタンスは、あらゆるものごとを考える上でのベースになる、とても大切な考え方であった。




報道のハブ役をする通信社―


取材したニュースを記事にし、新聞社やテレビ局、金融機関や官公庁などに配信する会社、それが通信社だ。現在、日本では共同通信と時事通信の2社が通信社と呼ばれているが、戦前は電通を加えた3社であった。もともと、電通と時事通信は同盟通信社であったが、終戦後にそれをよしとしないマッカーサーに解体される前に、自ら分離した。

また、海外にあるAP通信やロイター通信などとも提携している。世界各地で数秒単位で起こっているニュースを日本に知らせ、逆に日本でのニュースを世界に向けて配信するのも、通信社の仕事のひとつである。



記者の日常―


事件が起きたときに記者がまずすること、それは〈連想ゲーム〉だ。「その事件が記者としての自分の担当分野に及ぼす影響を想像し、取材先のあたりをつける。つまり、自分との関係性を考えます」と豊田氏はいう。あるひとつの出来事が、これからの自分たちの生活にどんな影響を与え、どのように変わってゆくのか。未来を読み、その過程を予測する。

そしていよいよ取材活動である。現場に向かう、会見に行く、ぶら下がり(大物にくっついていくこと)、個人のインタビュー、潜行取材など、取材方法は状況によってさまざま。その後、資料探しや追加の問い合わせ、有識者から意見をもらうなどの追加取材をおこなった上で、集めたすべての情報をもとに記事を書く。

書き上がった記事はデスクと呼ばれる管理職が目をとおし、ここで記事文章がほぼ完成する。最後に整理部という部門で誤字などのチェックを通過したのち、やっと配信がされる。それが全国の地方紙やインターネット、金融機関や官公庁といった特約先に伝わり、私たちの手元に届くのである。

ちなみに、記者には基本的には“オフ”の感覚はない。災害、事故、殺人、テロなど、世界ではいつどんな事件が起こるかわからない。そのため「世の中の出来事の周期を季節や時期などから見極め、記者自身が休日を決める」のである。



相手の立場にたつことの難しさ―


記者という仕事をする中で得た教訓を、豊田氏自身の失敗談からうかがった。「ひとつは、宮城県であった、旧石器時代の発掘を何年も捏造していた事件です。結果的には、歴史の教科書を書き換えるような大事件となってしまいました。これはなぜ防げなかったかというと、記事を書いた記者と、考古学協会とのそれぞれに問題があったからです」。旧石器捏造事件とは、ある考古学者が発掘していた日本の歴史的な遺物・遺跡が、すべて捏造であったという事件である。

まず記者側の問題としては、とにかく新しい発見であったためにその真偽を確かめる手段がなかったこと。また、他社の記者がこぞって記事にしている内容を、自分だけ書かないわけにはいかなかったことが、報道をより加速させた。さらに考古学協会側は、学閥が激しく、ほかの派閥が発見した内容との検証を互いに実施してこなかったことが主な原因である。「このような誤報を防ぐためにも、複数名に確認をとるクロスチェックを絶対に怠らないこと。また自分が少しでも怪しいと思ったら納得できるような確認をとることが必要です」と豊田氏。

もうひとつは言葉の問題である。ユニバーサルデザインの記事を書いた際に「障害を持つ子ども」という記述に対して、取材先に「子どもたちは持ちたくて障害を持っているわけではない。『障害のある子ども』と記述してほしい」との指摘があった。「ちょっとした言葉の違いでも、相手を傷つける場合がある。言葉を選ぶ際には慎重にならなければいけないのと同時に、相手の立場になって考えることの難しさを痛感した」。

似た意味を持つ日本語を使っても、それぞれでニュアンスは微妙に異なる。現場で話を聞く以上に、記事を書くときにも相当な神経を使うのである。



自分なりの考えも提供する―


豊田氏は「取材をする際、取材先は多くの場合何も語ってくれない。また、真実を知られたくない、メディアを利用したいという理由から、偽りの情報を与えてくる者もいる」という。うそを見破るためには、自分でその分野を勉強し、知識を持って取材に挑まないといけない。また、うそをつかれないためには、取材する相手と長く付き合うこと、相手に信頼されることが重要である。そのため一番大切にしなければいけないのは、相手の立場を十分に理解するということである。

「業界の知識をしっかりと持たなければ重要な情報を得ることはできない。また、相手の考えを単に受け入れるだけではなく、自分なりの考えを提供することも必要」と語る。「真摯な批判を加えることで、相手にとっても有益な存在となり、確実な情報を流してもらうことができる」のである。

“相手に合わせる”ことは決して良いことではない。相手のことを真に思い、正面から向き合う。記者にとって大切な心構えは、すべての人にとって大切な考え方、そのものなのかもしれない。

2011年11月7日月曜日

ページ担当確認

目次
渡辺氏 P9スガ
日置氏 P13カエ
豊田氏 P17クロ
参考文献 P21 ―
雑誌調査報告 P25ゴリ・クロ・ユアサ
雑誌調査結果のグラフ P41ゴリ(B脳・ムトウ脳)
雑誌編集者インタビュー P*エノヤック
大洋図書 P47―(カナツ脳)
宝島社 P48―(web)
フィールドワーク報告 P49カナツ
個人企画書 P50カナツ
年表 P*アスミン

2011年11月4日金曜日

雑誌「egg」取材メモ

雑誌「egg」「Men’s egg」出版社 大洋図書
取材レポート

「Men’s egg」編集長 東宮さんへの取材。「egg」編集 近藤さんも同席。

かつて東宮さんが登場していた雑誌「egg」(以下eggとする誌面をみつけたことから、東宮さんにモデルとしての当時を振り返ってもらう。
 → モデルとして誌面に出たのではなく、24歳の時にスタッフとして参加しただけ。当時はモデルでなくても上司命令で誌面に出ることもあった。スタッフも参加して誌面を作っていくという姿勢があった。90年代後半まで大きく当たる企画が出ずにくすぶっていた会社の状況の中でeggの企画が生まれた。東宮さんが誌面に登場していた時期はギャル文化が社会現象になる入口の時であり、自分たちが作り上げているeggが流行の流れをいっていることを感じながらその勢いを楽しんで誌面を作っていたことがスタッフの誌面登場という会社の編集意図と繋がっている。

egg発行当時の渋谷について。また、現状の渋谷との比較・分析。
 → 子供に対しても規制が緩かった。当時はそんな子供たちと一緒に遊んだりもすることができ、彼らに飛び込んで教理を詰めていくことができていた。しかし今では規制が厳しくなった。これが渋谷をアンダーグラウンド化させた原因である。

現在の誌面にスタッフが登場しないことについて
 → 現在はスタッフが参加したがらないこともあるが、大人と子供の世界が解離してしまっているから。かつては40代30代10代が一緒に遊ぶのもありだったが、今は犯罪のように見えてしまう。実際、(eggを作っている自分でさえ)自分の子供がそういった人々と遊んでいたらいやだと思ってしまう。そういう社会になってしまった。

ギャルは東宮さんからみて子供か?また、eggの中での大人は?
 → 子供である。考えとしては18歳以下がギャル、それ以上はnotギャルである。それは色々な事(仕事・生活など)を考えなければならなくなったらギャルではないと考えるから。ギャルとは大人や社会に抗ってナンボの存在。それでも自身を貫くものである。しかし、これを妥協し始めると「大人」になる。

現在のギャルは?
 → 大人が作ったステレオタイプの押しつけになってきている「職業ギャル」が存在するのも事実。だからこそ大人のいうことを聞くギャルがいるのも事実。

「egg」の由来
 → 「アイドルの卵」という意味。eggはここにフューチャリングした雑誌。ストリートにいる原石を拾ったら反響が大きかったという経緯があり、これに沿って今がある。当時はタレント<一般モデルが求められていた。彼女たちは大人や会社とのしがらみがないから何でも言ってくれる。そんな全てを話してくれる真新しさが当時のeggにあった。

創刊のきっかけ・仕掛け人について
 → 仕掛け人は中川さん(現在は退社されている)で当時37歳くらい。元来ヒットメーカーであったが、egg発売前は現状落ち込み気味だった中でeggによって立ちなおした人。久々のヒット企画であったため中川さんをはじめ社内が熱を帯びていた。これが東宮さん等の誌面登場に繋がっている。
   ちなみに東宮さんはeggが月刊化した時(95年春)に途中入社。誌面はスタッフ全員のポテンシャルで作っていた。

ギャルにこだわる理由
 → eggのブランドイメージだから。本来は「マンバ」から自然発生したもので、当時のクラブ「パイロン」で目立っていた人々をフューチャーした。これがブリテリやゴングロ3兄弟。(ちなみにこのネーミングは、ブリのようにテリッとしている→ブリテリ・だんご3兄弟が流行っていた→ゴングロ3兄弟となった。3兄弟の中の一人は現在大洋図書のライターになっている。) もともと「パイロン」はオーナー?であるフィリップ氏のキャラクター性が業界人に受けて注目されていたという背景がある。したがって「パイロン」は業界人とギャルの二重構造になっていた。

雑誌の中の音楽特集でトランスが多い理由
 → トランスがかかっているところにギャルがいるから。トランス=ギャル・ギャル男というイメージを作りたいという恣意性はなく、トランスのかかっているハコには彼女らがいるという利便性から。

雑誌としてのegg
 → 他の雑誌と変わらず、eggも読者あってのもの。期待しているものを100%に近づけていくもの。しかし、何カ月も先のトレンドを追うようなモード誌ではない。Eggの特集は「半歩先」ストリートで盛り上がりつつあるものをegg風に味付けして読者に届ける。

東宮さんにとってギャルはカワイイ?ギャルの魅力とは。
 → カワイイ!ギャルは女ってところを全面に出しているファッション。ゴチャゴチャしているのに絶妙なバランス、これが魅力。最近のギャルが洗練されているように見えるのは彼女たちがファッションなどの良し悪しを判断できるようになったから。誌面上のギャルたちがそう見えるのは、世間のニーズが多様化してきていることでゴチャゴチャとスッキリの中間をとっているから。
   若者は目立ちたいという欲求を誰もが持っている。そのなかでeggを選択する子たちは特殊。家庭が複雑な子が多いのも事実。(片親・DVなど)
   また、ギャルは得だと思う。ギャルは少しでもいい事をするとギャップですごくいいことをしたように見える。足し算される。
   最近のギャルは怖さが減った。かつてのギャルは不良だったけど、今は少しとんがりたい気持ちもあるものの不良とまではいかない。

ギャルが持たれている偏見(不良など)について編集者としてどう考えるか
 → あまり関係ない。もちろん偏見はある。ギャル=バカとしたいマスコミの扱いもある。しかし、ここで自分たちが「ギャルはバカだ!」と突き放したらeggは終わり。マスコミなどの多くはこの子たちのプロセスや本質を知らない。だとしたら理解者(自分たち)がいてもいいのではないが。ただ、今の渋谷にギャル=バカという認識を張り倒す力は今ない。

渋谷のイメージについて。かつての「サーフ」のイメージは薄いのはなぜか。
 → かつての「サーフ」イメージは一種のムーブメント。流行や季節、ブランドこれらがカチッとハマるとムーブメントが起きる。その理由の説明は難しい。しかし、ギャルとサーフシーンはハマると思う。
   ギャルの元祖は70年代サーファーにくっついてた女の子達。聖子ちゃんカットのギャルたちと陸サーファーたち。

Men’s eggが他雑誌と比べて軟派な内容が多いことについて
 → 雑誌のイメージを裏切らないため。また、これがアイデンティティでもある。これらの記事は100%リアルではないけれどリアルの部分も多いにある。Men’s eggでは軟派を言いきっていくようにしている。「ホットドック」に対して深く狭く毒を持っていくことがスタンス。

雑誌のスタンスについて
 → そこでしかできない芸当は必ずある。他の雑誌を取り込んでいったら本来のものではなくなってしまう。もちろん、売れなければ心が揺れるけど真っ直ぐの軸は見失わない。揺れるけど、他雑誌はたくさんあるし、揺れ幅は大きいとだめだけど。それでも揺れても見失わない。

Men’s egg・eggの分かれ道は?
 → 当時のギャルの彼氏として登場。これで一冊作ってみようという考えから生まれた。現在のオラオラ系の「ソールジャパン」に所属している人と作った。

ギャル男の定義
 → 髪型にこだわる・眉毛をそる。ヤンキーと近い。これらは渋谷ならではの土着文化。Men’s eggに何回か出た人で人気が出て流行っていった。モデルでいうなら梅しゃんやいりやすし。JOYはかっこよすぎて雑誌としては大人気ではなかった。それは服を真似してもJOYにはなれないから。

ギャル男の髪型は芸術か否か
 → 芸術ではないのでは…。芸術はヒストリーも大切。この髪型にヒストリーはなく、一時的なもので病気や流行と一緒。

現在のギャル・ギャル男
 → 昔より年齢が上がってきている。これは先に紹介した職業ギャル・ギャル男がいるから。例えば田中大地くん。ファッションデザインの仕事をしていたりする職業ギャル男。別に好き勝手にやってるわけではない(生活がある)というところが違い。

ギャルのコスプレは認めるか
 → ギャルの基準をどこに持つかで決まるのかもしれない。でも、ギャルじゃなくてもeggを好きになってくれれば編集的にはOK。
   そもそもeggは青春を謳歌している若者を追った雑誌で無理やり流行を作ろうとしたわけではない。当時は(eggのヒットをきっかけに)ブームにしようと頑張っていたが、現在ではギャルが当たり前になった。めずらしさも渋谷限定でもなくなった。ギャルファッションは近所のイオンでも買えるし、どこでもできる。

電子書籍化について
 → あまり考えていない。紙雑誌の魅力もあると考えるから。それは並べる喜びであったり、パラッとめくる手軽さであったり、自分の見方ができることであったり。ぱっと見たバランス感覚や目に飛び込んでくるものはスマホやタブレットサイズでは無理。紙媒体にこだわりたいし、ページとスクロールの感覚の違いもある。しかも、意外とeggの読者ターゲットである中高生はまだガラゲー(スマホでない携帯)を使っている。

「女子カメ」現代版はやらないのか。
→ ラストのポラロイドは手書きでやっていきたい。撮ってマジマジとみる感覚はデジタルにはない良さがある。

雑誌から出た流行語は?
 → 「イケメン」=eggの「今月のイケてるメンズ」というコーナー名から出てきた言葉。あとは「秋葉系」も。「今月のイケてるメンズ」は10年以上前の企画。

少し短縮する言語について
 → eggが特別というよりも業界全体がそうだったから、その影響の可能性も。

ギャルポーズに匹敵するものはあるか
→ 本人にお任せしている。撮られ慣れている子が多いからそれで大丈夫。昔はそうではなく、こちら側の指示がないとポーズがとれない子(地方スナップを取りに赴いた大宮にて)もいた。でも、今の子の方が言うことを聞く。聞いちゃうから大人と子供の関係性がはっきりしていく。昔は言うことを聞かない子が多かった。個性が強かった。こういう子に言うことを聞いてもらっていることも信頼として感じる。

eggの考える個性とは
 → egg個性を拾ってきたらその集合体になった。個性がよくわからなくなる。

モデルの起用基準
 → バラバラ。紹介時もあるし、モデルのつきそいもあるし、スナップを取っている時に声をかけるときもある。来てね、と言ってきてくれることが最低条件。また、気をつけるのは自分撮りの持ち込み。盛られすぎていて実際に会うと本人か!?と思うこともある。これは男女共通。
   かつてよりこだわりの強い子が増えた。もる・もらないへのこだわり。掲載写真を選ぶ側も悩む。もれてないので取り直してくれという子もいる。昔は結果オーライだったのに。だから今はラッシュは見せない。締め切り間近で文句を言われてももう時間が…となだめる。
   昔は、カメラの前で緊張する彼女たちの本来の姿を引き出してあげるように撮っていたが、現在はギャルとしてのスタイルが自分の中にある場合が多い。その分、しっかりつくれているギャルほど雑誌に合わせてきている。楽は楽だけど、本来のギャルは人のことを考えてないだろう感があってそれが出たとこオーライだった。

渋谷系雑誌と名乗っている理由
 → 渋谷が一番とは思っていない。分かりやすさのキーワードが渋谷であったり、立ち位置を示しやすいという便宜上の理由から。

渋谷の変化を感じることはどんなことか
 → 若い人がいない。17~18歳。溜まり場がないからかも。センター街がバスケットボール通りになったり、深夜など街の規制がきつくなったり…そういった若者の活動が出来ない街になった。eggは規制している側の敵になる。例えば、東宮さん自身、地元駅が若者の溜まり場になっていると嫌だけど、渋谷だから許されるということもある。カルチャーを作るには渋谷が必要な場所になっている。
また、渋谷には風俗がない。(表立っては) 東京は今浄化されていて、その対象にギャルが入っていることが悲しい。ギャルは目立つし、大人や法律が強くなって若者が委縮してしまっている。


雑誌として渋谷に貢献できることはなにか
 → 渋谷に居続けること。ギャルの子がやるゴミ拾いとかはしたくない。これはギャルがやるからよいのであって、彼女たちが道具になってしまっている。

雑誌へのこだわり
 → 渋谷にいる女の子達を取っていることにこだわりたい。

若者に言いたいことは?
→ 「楽しく好きにやれば?」街は規制してくるけど…

モデルの出身は東京が多いのか
 → モデルはドーナツ化現象になっていて23区外からきている。今一番遠いのは長野のサカモトレミさん。でも彼女も彼氏が東京にいるので、そういった場合が多い。
   地元に居場所のない子もいる。発行当時は渋谷に合わせれば受け入れてもらえるという子も。今は大人と法律によってつぶされているけれど。だから今は渋谷に来た自己満足感やステージに上がった感覚はないのかもしれない。

ニーズに合わせて記事を作るのか、ニーズ自体を開拓するために記事を作るのか
 → ニーズに合わせた結果が今の雑誌である。

おバカページに込めるメッセージとは
 → 「たのしけりゃいいじゃん。」笑える雑誌がないし、くすりと笑えるものを持っていたい。この一冊で楽しんでくださいという気持ち。この気持ちが渋谷とリンクする理由かもしれない。

ファッションページが多くなったことについて
 → 今は必要なもの。ギャルが一般化しているからこそファッションが入口になる。こういう意味ではファッション誌。今渋谷がカラーを失っているからそれがスマートにあってしまう。ただ、eggは「見る雑誌」ではなく「読む雑誌」なのでそこは違う。

一冊作るのに何回会議が行われているか
 → 会議というより企画提出。それを編集長がセレクトして各ページを各自詰めて行くという進行。一冊は約一カ月で作る。締め切りギリギリ。

モデルに対して気をつけていること
 → 男子:気を使うけどそこまでではない。ただ、髪型だけは触ると怒る。彼らは髪型命。大変な時間をかけてセットしているので頭をなでたりすると怒る→泣く…かも。
   女子:フォローとケアをしている。

現在の草食男子たちについて
→ 昔は男の満足ポイントはマッチョイズムだったが今は欲求が内に内に向かっている。だから草食系が増えている。それは肉食に行くとお金がかかるし、ワーキングプワーの問題もある。これは軟派を代表するMen’s eggでも感じる。
   現在の子たちは男女問わず対人スキル的には器用。無駄な努力はしたくな
自己アピールが少ない…。指示待ちの人が多い。
 大人に拾われるのが今の若者であるのに対して、昔は若者が作ったムーブに
大人がついていくという流れだった。
 また、恥をかきたくない・間違えたくないという考えも大きい。一時の恥を
取れない子が多い。だからこそ、マニュアルじゃない子に会うと感動する。

今後Men’s egg・eggで変えていくところはあるか
 → 変える必要もない。淡々とやっていくだけ。映画やニコナマもやったがあれは大洋図書主体のものではない。雑誌に力を入れているので、それ以外で事足りてしまうと雑誌が意味を持たなくなってしまう。現代と前時代メディアのジレンマでもある。

今力を持っている都市は?
 → 名古屋。安定してミーハーだから。お兄系の発祥は名古屋。(これもお姉系の彼氏として注目されたもの) 今は分かれるMen’s eggのギャル男とオラオラ系だが、元は同じ分類。それが農耕民族(Men’s egg)と狩猟民族(オラオラ系)に分かれただけ。

海外にeggをもっていきたいか
 → 渋谷に土着しているものなので切り離してまで大きくしたいとは思わない。体制側が大きくなるとegg特有の「放課後感覚」がなくなってしまう。これがMen’s egg ・eggのよさであって、他にはまねできない部分だから大切にしたい。

ギャルの著作権は取らないのか
 → あるにはあるけど、ファッションとかは生き方だからあまりそこにこだわるつもりはない。

誌面上に出るコピーなどは誰が考えるのか
 → 企画の担当者やライターが書く場合もあれば、編集長が始めから決めている場合もある。ゴロは重視している。ちなみにメンズナックルのコピーは全て一人のライターさんが考えている。あの独自性はやられた感がある。

独特のバランスを持つeggの誌面デザインだが、なにか法則や型があるのか
 → 編集担当が変わっても変化が現れないように、これを覚えていくことでeggは崩れずにいられるというものはある。中途採用などで入った人にはまずこれを覚えてもらうことが最低限。そもそもeggに希望してくる人はeggが好きなので読みこんでいる場合も多い。

2011年9月26日月曜日

09.26

参加メンバー:むと、すが、ゆあさ、にしごり、あすみん、かまた、びーちゃん、くろさわ、ひろかわ



■議題
1. B面(雑誌)制作の目的についての話し合い。
2. 今後のスケジュール確認


■決定事項
1. (a)この報告書は誰に見せるのか。
学内で完結するものではない。美大生のみならず、むしろ一般の人にも見てほしい。
→「活動記録」といより、そこから生まれた考えや疑問などを広く人々に「発信」するもの。
そこで、大学やプロジェクトを知らない(プロジェクトメンバーと接点の無い)人に手に取って見てもらうための「アイキャッチ」としてB面を制作することを全員で確認した。

(b)「アイキャッチ」は単に目をひけばよいのか。
→単なる「アイキャッチ」というよりは、我々の「発信」したい内容を反映したものにしたい。
そこで『egg』を利用する。しかしメイクや読モファッションは「ギャル」的なアイコンを一方的に象徴するだけなので廃止。インタビュー企画を『egg』ヴィジュアルで制作することで合意した。


2. 10月末までにA面の各自担当部分の文章および写真データをびーちゃんに渡すこと。
11月以降、文章添削やレイアウトなどの調整を行う。

また、インタビューはスケジュールが決定次第実施する。

録音データ

ミーティング録音。
http://www.megaupload.com/?d=1E92NX3E

2011年9月17日土曜日

すべてを集め、共有しよう

みなさん

今後、
A面(報告書)、B面(雑誌)のことで

時間を切り詰めて行かなくてはならなくなってきますよね!

報告書を作るにあたって

データを集めたり、記事情報をまとめることが多くなってくると思います。

記憶は消えて行くものです。
まとめるのにも一人では限界があります。



共有しましょ!!!

写真は前回齋藤さんが写真を共有するために使って欲しいといった
もありますが、ここは写真と動画のみになります。
記事をレイアウトするときに使えると思います。


一方、記事の内容に困っている人も中にはいるかと思います。
授業で使ったプレゼンデータや文章のデータ、音声データといった部分をアップし合う事で
共有でき、内容も作りやすくなるかもしれません。



便利な世の中ですよね、この2つの共有装置(?)を使ってみなさんがんばりましょう!ʕ•ᴥ•ʔ

2011年9月16日金曜日

渋プロMT 議事録


参加メンバー:すが、びー、むと、藤原、にしごり (途中参加:湯浅、斎藤)


■議題

1. A面(報告書)の進捗状況確認

2. B面(雑誌)を制作する目的について



■内容

1. 参加メンバーが担当しているA面(導入文章、ゲスト講義、分析ページなど)の進捗状況を確認した。

→導入文章はOK…かな?

→渡辺氏、日置氏のゲスト講義に関しては、文章量、写真データが豊富であったため、誌面のレイアウトを

 ある程度意識した上で掲載写真の選定および文章の添削を指示。

→分析ページは文章をワード化。


2. 現状の問題点をリストアップ。

(1)B面(雑誌)を作る目的が不明確

A面(報告書)を魅せるための単なる「アイキャッチ」なのか、はたまた全体を通した「まとめ作品」なのか。

・「アイキャッチ」として見せたい場合、『egg』の奇抜なヴィジュアルを借りているという認識。

・「まとめ作品」とした場合、『egg』のヴィジュアルは渋プロ全体の「まとめ」には不向きではないか。

以下、それに対する意見。

 →『egg』デザインは、あくまでも報告書を楽しく読んでもらうための要素に過ぎない。

 →『egg』のシンボリズムがあまりに強いため、プロジェクト全体の趣旨とのズレを招くとの危惧。

 →デザインを『egg』ではなく落ち着いた印象の物にしてみては。

 →表紙のみ『egg』にしてしまうのはどうか。

(2)雑誌を作る行程など、情報の共有ができていない

(3)デザインスキルなどの技術面

(2)および(3)に関しては、(1)の共通認識ができていないため、前に進まない。


そこで、B面制作にあたり、その目的および『egg』ヴィジュアルの利用意図を共有したい。

現段階で出た案は以下の通り。

(a)「アイキャッチ」としてB面を制作することで、報告書を楽しく読んでもらう。

(b)「まとめ作品」としてB面を制作し、報告書と合わせて「渋プロ全体」を表現できるものにする。

(c)上記二案を考慮し、表紙だけ『egg』ヴィジュアルを利用する。

(d)その他

次回のMTは、この点について議論をする。


 


※重要※

次回のMTは21日(水)13時~です。

最後に書いた「B面の制作目的」についてみんなで議論をします。

重要な話し合いになるため、なるべく多くのメンバーに出席してもらいたいです。

やむなく欠席をするメンバーは、議論に参加する意思があれば

メールやブログ、また文書データを作るなど、自分の意見を提示して下さい。

意見の提示なく欠席した場合は「何でも良い」ものとみなし、話を進めます。



2011年9月15日木曜日

斉藤から重要なお願い(必読、期日あり)

こんにちは、斉藤です。
報告書では年表ページを担当しています。

そこでは渋プロの全体の流れを紙面に載せる予定ですが、
わかりやすくするために写真も載せたいと考えています。




ここでみなさんにお願いです。
各自担当のページがあると思いますが、
そこで使う画像をアップしてほしいのです。



おいおい共有することもできるので便利になるかと思いますよ◎



アップ先はこちらでお願いします。

https://picasaweb.google.com/xoxox2008/gWfwuD?authkey=Gv1sRgCKyj8K2T-...



アップできない場合
・Googleにログインしていない→ログインしてください
・ログインの仕方がわからない場合→スガへ連絡を

お手数ですが、期日をもうけさせていただきます。

期日
9/19 (月)

みなさん各自大変ではあると思いますが、ご協力よろしくお願いします。

インタビュー項目

ホワイトボードの写真から抜き出しただけですがとりあえず・・・

広川




インタビュー項目

・共通質問
雑誌が目指すビジョンとコンセプト
電子媒体の活用について
雑誌におけるレイアウトとは(紙面のバランスのつけ方)


・egg+mens'egg
読者モデルを起用していることについて(タレントから切り替えたこと)
ファッション以外の特集の決め方
1ページあたりの情報量の基準
創刊時の週刊だった頃の話(発端・きっかけ)
渋谷というテーマが出てきたきっかけ
「コギャル」と「egg」との関係性
eggはギャルを保護している?
創刊時からのコンセプト、方向性が変化したのか?
現在のコンセプトとの違い
渋谷の現状を捉えてつくられ、ヒットした「egg」
現在の渋谷の大多数を占める女の子たちを取り上げず、ギャルにこだわる理由(ギャルの魅力)
キャッチコピーはどうやって決めるのか
読者の要求が現在と過去でどう変化したか
渋谷系と言われる事に対しての考え
雑誌以外の広がり見せている狙い
ギャルが少ないことについてどう思うか
ギャル語はegg発信のものもあるのか
内容をすべて読ませたいのか、演出なのか
「目玉記事」という意識・区別をつけて組み立てているのか、それとも企画を集めて一冊としているのか
読者ターゲットはあるのか

2011年8月11日木曜日

インタビュー班




下に行けば行くほど具体的な案になります。
5枚目の見取り図というのは
下の画像のような感じです。egg11月号を参考としています。

フォントは基本的にeggっぽいものを使用していただければ幸いです。

メイクページ

担当:むとう、ふじわら
ページ数:2p



コンテはかえちゃんからアップしてくれますので、
内容を文章にて説明します。


〈まえせつ〉
ギャル雑誌におけるメイクページとはもちろんギャルメイクを伝授するページであるが
ギャルではない私たちが伝えられるのはあくまでもギャルの模倣にしか過ぎない。
そこで今回のメイク企画では、単なるギャルの模倣メイク術ではなく、
ギャルメイクを踏まえつつさらにギャルメイクにはない技法をプラスした
我々独自の「新ギャルメイク術」の提案をしたいと思う。


〈概要〉
この企画の見出しはずばり「我流!」
昔eggで「俄然!」というフレーズが流行ったらしいが、それにインスパイアされている。

ファンデーション(すっぴん)からスタートして、アイメイクの手順やポイントを記載。
かえちゃんのギャルメイク研究を基に、今までのギャルメイクに+α。
完成したモデルへのコピーに
「スパコンonしてテンションアゲ!!渋谷の中心で愛叫んじゃうもんねーーー(はぁと)」
「ドラゴンメイクで文明開化(はぁと)」
みたいなあげぽよフレーズをつける。

また、109に行くならこんなメイク、センター街に行くならこんなメイクというような
「このメイクをして渋谷のどこどこに何しに行こう」という想定をし、メイクの方向性を決める。
それに伴い、メイク完成写真に小さく
「大成功じゃん、これ。このままAsiaで踊りたい気分だにゃん!」
「わーーーなんだかヤル気出でた。マッスルミュージアムでマッスルGETしてくるわ(笑)」
みたいなあげぽよフレーズをつける。

2011年7月29日金曜日

なりきり読モ 企画

なりきり読モ 企画

<担当者>
湯浅・錦織・広川・山本

<担当ページ>
計4ページ




<企画1>(2ページ)
「ロック・パンク・音楽がコンセプトのファッションイメージ提案」
デコ・ギターを作成、キーアイテムに。
それに伴うファッション提案、ビジュアルイメージ。

<企画2>(2ページ)
「着回しコーディネート及び使用アイテムの紹介」
同じアイテム(服)を用いたコーディネイトのバリエーションで構成。
いくら以内で?
一週間着回し?
しまむら?
コーディネイトに使用したアイテムの紹介。




2011年7月28日木曜日

PS 休刊

「PS」オフィシャルブログでは、「悲しい。ごめんね。12月号で休刊します。」というタイトルのもと休刊を発表。

http://www.fashionsnap.com/news/2011-07-25/shogakkan-ps/

2011年7月27日水曜日

26日の話し合い

ホワイトボードに書かれたものです。



10枚近くありますが、下に行くほど最新のものです。
全体と部分を撮影してます。