2012年2月25日土曜日

一年生へ

みなさんに作成してもらっている文章の追加方法を書きます。

私がこの投稿の前にアップした雑誌情報推敲文の文章に皆さんが作成した追加文章をコピペしてプラスしてください。(赤字部分がみなさんの追加情報です)

例)

CanCam
ファッション以外にも結婚式でのマナーや女性としてのマナーなどの特集ページが多い女性向けファッション誌。OLや社会人をターゲットにしているため、ファッションも社交的ものから外れず、同じ型の服が多く取り上げられる。全体的にページの使い方がゆったりしたレイアウトをしているため見やすいが、ページによっては写真の切り抜きを中心に構成したり、ロケ撮影の写真で構成するなど変化も見られる。配色は、白・赤・黒と高明度の色が多用されている。元専属モデルには、藤原紀香や押切モエなど、テレビで活躍している人が多い。
対象:20代女性
情報量:★★★
写真:切り抜き、それぞれのサイズが違う。
出版社名:○○○○○○
発行年:○○○○○○
雑誌単価:○○○○○○
ページ総数:○○○○○○
アイテム平均単価:○○○○○○
おまけの有無:○○○○○○
雑誌の綴じ方:○○○○○○


順番はこの順で統一してください。


発行年は分からなければネットで調べてください。すぐに出てくると思います。


ページ総数は150PなどPで表示してください。


雑誌単価は¥490など¥で表示してください。


おまけの有無は無しなら無、有るなら有と漢字一文字でお願いします。


ちなみに、Numero、SMART、Men'sJOKER、Men'sNON-NO、ELLE、ananを担当している人は元々の文章に雑誌対象、情報量、配色についての情報がなかったのでそこも追加しておいてください。ほとんど皆さんが持っている資料で埋まると思います。書いていないものは空欄にせず、「配色:」などの項目ごと消してください。


はまだくん、ゴリ君は追加し終わったものをブログにあげてください。例えば、私が書いた雑誌情報遂行分を全文コピペして、ハマダくんが自分の追加情報を加えて、また全文をコピペしてブログに上げる。このブログに上がったものをまた全文コピペしてゴリくんが自分の追加情報を加えて、全文コピペしてブログに上げる。最後にくろちゃんはみんなの追加し終わった文章をコピペして自分の追加情報を加えて一つにまとめ、武藤くんに送る。。。とかね。


一つにまとめるやり方は一年生に任せますが、上記なら各自の負担が少ないかもしれません。


というわけで、よろしくお願いします!



雑誌報告書 推敲文

Anan
「好きな男・嫌いな男ランキング」や女性誌には珍しい「SEX特集」を組むなど、話題性の強い女性向けファッション誌。全体的な内容は、前半4~6ページのみがファッション記事で、それ以外は特集記事で構成されるため、情報誌の色合いが強い。デザインの特徴は、文字が多いが、行間や文字間がしっかりしており、読みやすい。全体的にピンクで構成されている。
対象:
情報量:
写真:
配色:


AneCan
単価の高いブランドの商品が多く、高級感がある女性向けファッション誌。CanCamの特集「お姉さん向けCanCam」が好評だったため創刊された。CanCamより年齢層の高い社会人をターゲットとしている。服のみを見せるページはなく、全身の写真が多い。ロケ撮影の写真が多いが、背景がぼやけているため、服が見えやすい。白、赤、黒で配色され高明度の色が多様されている。フォントが大きく太いのが特徴的。「○○VS△△」など左右で対比させるような特集を組み、レイアウトなどでより対照的に見せるなど、ページの使い分けに工夫が見られる。

対象:20代後半~30代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き


BLENDA
ファッション記事その他のページのレイアウトに大きな差があることが特徴的な女性向けファッション誌。ファッション記事は、一枚一枚が、落ち着いたダークカラーを使った写真集のような作りとなっているのに対し、文字は小さく、1ページのうちに違うフォントが使われていたり、激しいトーン差、不揃いなレイアウトになっている。PopteenとPopsisterのお姉さん的ポジションに位置していため、女子大生やOLを対象としたアンケートや着こなし等といった特集も組まれている。それらは明るい原色を使用し、他のページとの変化を出している。モデルの足元を強調するために、ローアングルからの写真が多く使われている。

対象:10代前半~20代前半女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、メリハリを付けている。

CanCam
ファッション以外にも結婚式でのマナーや女性としてのマナーなどの特集ページが多い女性向けファッション誌。OLや社会人をターゲットにしているため、ファッションも社交的ものから外れず、同じ型の服が多く取り上げられる。全体的にページの使い方がゆったりしたレイアウトをしているため見やすいが、ページによっては写真の切り抜きを中心に構成したり、ロケ撮影の写真で構成するなど変化も見られる。配色は、白・赤・黒と高明度の色が多用されている。元専属モデルには、藤原紀香や押切モエなど、テレビで活躍している人が多い。
対象:20代女性
情報量:★★★
写真:切り抜き、それぞれのサイズが違う。

CHOKi CHOKi
美容師がファッションモデルとして取り上げられることが特徴的な男性向けファッション誌。主には「サロン系」と名付けられたジャンルを紹介している。流行のヘアースタイルや髪形に合わせたファッションも掲載し、洋服だけではないトータルコーディネートを提案している。雑誌全体のカラーは落ち着いている。掲載されている服はモデルの私物が多くコメントで「~で買いました」などが書いてある。元々ヘアスタイルの雑誌だったが「おしゃれキング」という言葉が有名になり次第にファッション誌へと変化していった雑誌で、読者とモデルの距離が近い雑誌である。写真は切り抜きやスナップ写真が多く使用され、写真でページを構成している。それぞれの切り抜き写真などもランダムでありながらスッキリと見えるレイアウトがされている。配色は写真を中心にしているため鮮やかで、使用する色も明るめの色が多い。イラストやセリフが写真と合わせて使用されたり、大きな見出しでメリハリを付けるなどダイナミックな構成もみられる。
対象:10代~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、スナップ風
配色:鮮やか



egg
 ギャルを定義つける要素(格好、精神、世代、文化)を総合的に創造している女性向けファッション文化誌。ファッション以外の企画ページが充実し、雑誌の娯楽性が高いことが特徴的。企画ページでは専属読者モデルが企画の出演者となり、より一層バラエティーに徹した内容となっている。渋谷109で取り扱ってるファッションブランドを中心としたファッションページが数ページ特集されている。
 他雑誌と比べてレイアウトが特徴的で、コラージュのようにランダムなレイヤーが重なっている。背面の地を埋め尽くす画像や、文字が基本の構成となっている。文字が画像負けしないように、立体的な処理がされていたり、色で囲われていたりと工夫されている。色味の統一性はなく、モデルの明るい髪の毛(金髪系)で、雑誌全体のトーンが特徴つけられている。また、広告が比較的少なく、緩衝的役割のないまま、雑誌が組まれている。
対象:10代女性
情報量:★★★★★
写真:角版写真
配色:にぎやか


ELLE 
映画やグルメ、美容関係や生活用品などといった文化記事が充実している女性向けファッション誌。他のファッション誌と比べて厚みのある雑誌になっている。服や化粧品は、海外のハイブランドなものが多いが、値段が付く前のものが多く、服の値段はあまり出ていない。また、外国人のモデルが使われていることや、落ち着いた色の服、写真集風のものと通常の雑誌風のものが混ざっているレイアウト、週刊誌的な雰囲気のゴシップ記事などがあるのが特徴。
 全ページがシックなカラーページで、中綴じの小冊子以外はほぼ光沢紙で作られており、書体はインタヴューが明朝体である以外は基本ゴシックが使われている。
対象:
情報量:
写真:
配色:



JJ
独自の目線で“スタイリストのオススメ“で特集を組むなど、ブランドやモノより人を取り上げていることが特徴的な女性向けファッション誌。「流行っている!」「今はコレ!」などのコピーから流行を扱っている。どこで買えるのかがより細かく、関東・関西・東北と、地域別に書かれている。基本的に写真が大きく、見開きで大きな写真をレイアウトするページが多い。アイテムの写真は白地に整理されていてカタログのような構成がされている。見出しのバリエーションが多く、飽きないよう工夫されている。文字間を十分取っており、左右対称にレイアウトされているため見やすい。雰囲気英語や専門用語が多い。

対象:20代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、単品写真あり
配色:背景は白ページが多く、清潔感あり。


Men`s egg
恋愛関係の特集や社会風刺などのユニークな娯楽ページで構成されている男性向けのファッション分化誌。ギャルの彼氏に着目した、eggの男性版として創刊され、ギャル男やお兄系、アメカジなどといった、男性向けの渋谷系のファッションを紹介している。
eggと同様に、渋谷109などで取り扱っているブランドの洋服紹介やヘアスタイル紹介、ストリートスナップといったファッション関係の記事を中心に雑誌が構成される。全体的にアイスカラーなど明るい色が多用されている。ページ全体が大量の画像や文字で埋め尽くされ、写真の上に文字がのせられることもあるがカラフルなフォントを使い工夫しているため世界観と可読性を両立した独自の作りとなっている。
モデルの起用基準は様々だが、目立ちたい若者から見た「親しみやすさ」を大事にしており、それが雑誌全体の方向性になっている。

対象:10代~20代前半男性
情報量:★★★★★
写真:角版写真、スナップ風
配色:アイスカラーが多い


Men's JOKER きれいめ・カジュアルなファッションが多く掲載されている男性向けファッション誌。カジュアルファッションのほかにもスーツスタイルなども掲載されていて社会人の男性などからも支持を集めている。大人の男を連想させる商品が多い。 レイアウトは商品と記事を綺麗に並べてアースカラーで統一されている。背景に抑揚はつけず白ですっきりと見せることが多いが、雑誌全体のカラーとして白、黒を多様し構成している。対象:
情報量:
写真:
配色:


MEN'S NON-NO
 モード系を中心に、万人に受け入れられるアイテムを掲載する男性向けファッション誌。幅広い層に支持されている。女性ファッション誌non-noの男性版として1986年に創刊された。掲載される洋服の量も多く内容共に充実している。 レイアウトには直線的な配置を多用し、すっきりしていて見やすい。表紙に大物有名人を使用する事が多い。ファッションに興味のない人でも一度は見た事のある雑誌だ。
対象:
情報量:
写真:
配色:

Men`s Spider
 現実離れしたファッションと、挑発的で自意識過剰ともとれるユニークなキャッチコピーが特徴的な男性向けファッション誌。Vホス系(ヴィジュアル系ホスト)という新しいジャンルのファッションを提案している。ギャル男やお兄系よりも、毛束を強調したボリュームのある極端な髪形で、メイクやカラーコンタクトも取り入れてたトータルコーディネートを提案している。Men`s eggと同じく、ファッション特集と娯楽関係が中心だが、メイクの紹介やホストクラブの広告がある。配色は白・黒を多用して、キャッチコピーが目立つ構成がされている。1ページの中に切り抜きやスナップ風写真を多用し、写真ごとにキャッチコピーが付くため情報量は多くなるが、可読性を保ったレイアウトとなっている。

対象:20代男性
情報量:★★★★★
写真:切り抜き、スナップ風
配色:白、黒を多用


mini
 消費者目線のナチュラルなオシャレさと、若い実力派女優をピックアップしている女性向けファッション誌。幅広いタイプの若者が抵抗なく読める特集を組んでいる。
配色はナチュラルカラーにハイコントラストな、あわい色使いを使用しゆとりのあるレイアウトがされている。見開きでひとつの記事を構成することはほとんどなく、1ページごとに構成されるため目線が定まりやすい。見出しも読者との距離感を意識した親しみやすい言葉使いがされている。
ファッション関係の記事がメインだが、タレントのインタヴューや占いのページ、流行や健康の特集などもある。広告はファッション関係のものが多く見られる。

対象:10~20代女性
情報量:★★★
写真:切り抜き、単品写真あり
配色:薄色系

Non-no
 ページ数が多く、ファッションページの他に、美容に関する特集や有名人のインタビュー、エンタメ情報なども取り扱う多彩な情報を取り扱う女性向けファッション誌。ファッションページでは、セクシーさや奇抜さはなく、ニュートラルな着こなしを紹介している。配色は赤・白・黒。どのページも同じカラーやイメージで構成されており、単調でページごとの差が少ない。レイアウトもロケ撮影写真を1ページで取り扱うものと、切り抜きを多用してモデル数を増やしているものがある。切り抜き写真を多用したページはページを上下でに分割して整列して配置するなど法則を意識したレイアウトになっている。

対象:20代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
配色: どのページも同系カラー

Numero
ファッションが中心だが、文章の多い星座占い、ヌード記事、インタヴユーなどの文化面も充実している女性向けモード誌。1ページに一つの商品を載せるなど、シンプルで整理された見やすいレイアウトをしており、写真集のような構成になっている。また行間と文字間が離れているため、1ページあたりの情報量が少ないことと、写真のクオリティが高いことが特徴。
抜きが多く、タイトルページに色やテクスチュアをのせて背景を白にする、服のみを平らに置いてコーディネイトを示すやり方を用いる、写真の大きさが均一に見えるようなレイアウトにするなどの演出もある。
対象:
情報量:
写真:
配色:


NYLON
 上下に切れるような写真の使い方とコラージュのようなレイアウト、外国人のモデルが多く使われていることが特徴的な女性向けのファッション誌。
表紙が折り込まれていて見開きになるなど、雑誌の構成も工夫されている。アメリカ版が、マット紙やザラついた紙質で、シックな色使いと小さい文字ザイズであるのに対して、日本版は、光沢紙が使われており、ビビッドでポップな色使いと一般的な読みやすい文字サイズで、占いや有名人のインタヴューのページがあるなどの違いがある。元々はアメリカで創刊されたもので、雑誌名はニューヨーク(NY)とロンドン(LONDON)の頭文字からとっている。
対象:20代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、角版写真併用
配色:ビビットなどの原色が多い。


POP Sister
モデルの私生活やおしゃれ関係のインタヴューなどの特集もあり、広告は、ファッションや美容、出版社や学校まで多岐にわたることが特徴的な女性向けファッション誌。Popteenのお姉さん的なポジションを獲得している。モデルやアイテムが派手なギャル系であるのに対して、紙面全体は薄色系の落ち着いたものとなっており、ハイコントラストな色使いだが、統一されており、見やすい作りとなっている。
レイアウトは見出しページを多用しており、言葉使いは、ですます調としゃべり言葉が使い分けられている。切り抜きでページを構成しているが可読性は保っている。

対象:20代前半女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
配色:薄色系


POPEYE
 トレンド・カジュアル・アウトドア・トラッドなど幅広い情報を掲載している男性向けファッション誌。デザイナーの服や食器、小物等も掲載されており、暮らしそのものを提案している。
 写真の中には絵画のようにイメージを補正して使用しているものもあり、外国人モデルを多用していることもあって雑誌全体が写真集のような構成になっている。全体的に雑誌のトーンが抑えられている為、写真一枚一枚がとても映えている。文字の量は多いが背景がすっきりしていてとても読みやすい。 若手のショップを取り上げている事も多く、トレンドは勿論、自分達で新しい流行を提案している。
対象:20代男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き、角版写真併用。
レイアウト:regular layout
配色:内容ページの背景が白(スッキリ)
その他:写真は番号付きなので、説明は他のコーナーにあり読みやすい。


PS
 雑誌タイトルのPS=「Pretty Style」のコンセプトを持つ裏原宿系女性向けカジュアルファッション誌。就活特集や「姉PS」という特集を組むなどターゲット層を厚くする工夫がされている。配色は暖色系と白で構成されコントラストが少ないため、ぼやっとして優しい構成となっている。見出しと背景の色も雑誌全体のイメージに合わせた柔らかい配色がなされている。写真は日常の一コマを切り抜いている自然なスタイルが多い。切り抜き写真は整列させた印象はなく、目線の流れを意識した配置となっている。言葉遣いは、敬語、記号「☆」「○」などを利用した口語がある。
対象:20代女性
情報量:★★★
写真:切り抜き


Ranzuki
 新作の洋服やヘアスタイル、メイクなどのファッション関係の記事を中心に、ギャルの私生活や恋愛、音楽などの娯楽ページなどで構成されている女性向けファッション誌。eggと同じく金髪、小麦肌のギャルを扱っているが、シンプルな作りで色もおさえているなど、見やすい工夫がされている。eggとの最大の違いは特集内容が渋谷のみに偏らずにギャルの生息地を広く取り上げている点である。
 広告ページは美容や携帯ササイト、ファッション系の学校のものがある。創刊時の名前はランキング大好きであり、途中の一色刷りのページには、好きな食べ物やテレビ番組、音楽や日用品といったギャルの流行に加え、恋愛関係のアンケートや悩み相談といった記事も掲載されていた。

対象:10代女性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
配色:ビビッド、ダイナミック

SMART
 海外・国内ブランドの商品を中心に取り上げている男性向けファッション誌。多くのモデルにハーフや、外国人を起用しており、海外志向が強い。また、日本の男性俳優のファッション企画を多く取り上げることで、日本における文化芸能の流行を先駆けている。
 レイアウトは商品個々の画像を羅列し、背面を白で統一していてスッキリしている。文字情報量は商品情報中心で、どのように着ているのかというファッションコンセプトが見出しとなっている。フォントのポイントは比較的小さい。ファッション、タバコ、整髪系の商品などが、スポンサーに多く見受けられる。また、広告面と記事が合体した情報面が組まれるなど、スマート独自の宣伝情報がある。
対象:
情報量:
写真:
配色:


SJ
 ファッションの他にも生活に関する記事や女性の服の紹介の記事もある男性向けファッション誌。
リラックス感のあるアメカジ”リラッカジ”をコンセプトとしているため、都会的ではなく、郊外に出ていくような印象がある。服の単価が高く、used感のあるナチュラルな配色が多い。モデルはハーフのモデルを起用している。
 アイテム数は多いが、縦横・上下が整列されており、またフォーマットが統一されているため見やすいレイアウトがされている。ナチュラル系の配色が多い他、背景は白が多く、アイテムの邪魔をしない工夫が見られる。
対象:10~20代前半男性
情報量:★★★
写真:切り抜き
配色:ナチュラル


Samurai
 ブランド物を中心に特集するストリート系を中心とした男性向けファッション誌。ブランドごとの新作紹介のページがある他、音楽情報の記事が多い。モデルとして、アーティストやトラックメーカー、ラッパーを起用しているのが特徴的。
 服を大量に縦横に羅列しているが、レイアウトに法則があるので、可読性は保っている。写真と文章を上下で分けるレイアウトが多い。(アイテム下にメーカー名を大きく載せている)配色は、青、紫、白を多用し鮮やかではあるが、アイテム以外の色味は抑えている。中綴じに小冊子を入れて全体でリズムを付けて構成されている。
対象:10~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
配色:鮮やか



Samurai ELO
 モデルは起用せず、読者モデルのスナップショットで構成されている男性向けファッション誌。雑誌そのもののサイズが他雑誌と比べて小さい。
 レイアウトが一定でなく文字亮が多くごちゃごちゃしているが、色で目線を導き、ページごとに配色を統一しているため可読性は保たれている。パステルカラーの配色が多い。特集ページには過激な内容が含まれることも特徴。

対象:10~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:角版写真、切り抜き併用
配色:ページごとに統一している


411(フォーダブワン) ファッションの他にカスタムカー、同ジャンルのアーティストとの対談、クラブ情報、料理などストリート・ヒップホップ系と呼ばれるジャンル内で選ばれたサブカル情報も数多く掲載されている男性向けファッション誌。 見開き1Pで商品を紹介していたり人で埋め尽くされていたりととてもページごとのインパクトが強い。その反面、広告と記事が一緒の場所に掲載されていたり、写真を細かく並べている事が多い為、可読性が低いページも多々ある。3分の1程度広告が入っている。雑誌に出ているモデルの多くは外国人が占めていて女性の場合は水着が多い。 黒を基調とし原色を多く使用している。ネオンサインのような特徴的な色使いがなされ、他雑誌との差別化を感じる。
対象:10~20代前半男性
情報量:★★★★
写真:切り抜き
配色:ネオンサインのような色遣い。



小悪魔ageha

 巻頭からファッション記事がなく、モデルを前面に押し出す特集が組まれる女性向けファッション誌。プリクラのキラキラスタンプや様々なフォントの文字の使用や文字組の自由性があり賑やかさのある。特集記事は、モデルの私生活や過去を紹介するものが多く、話題性がある。切り抜き写真のレイアウトには規則性はなく、文字組が縦横混ざって構成されるなど自由に構成されるため、プリクラ帳のような身近さがある。配色は薄色系と黒が中心だが、プリクラのキラキラスタンプが多用されるため全体的に白い。

対象:10代後半~20代女性
情報量:★★★★★
写真:切り抜き、プリクラ効果
配色:薄色系+黒




JELLY
トレンド発のファッションスタイルを紹介する女性向けファッション誌。海外スターのファッションを取り入れて紹介している。雑誌の印象としてはカントリー、アンティーク、クラシックなどにジャンル分けされる。配色はセピアやアースカラー、モノトーンを中心としていて落ち着いている。写真は切り抜きが多く、背景色と馴染む構成になっている。見開きのうち右ページはレイアウトに規則性があり、左ページは特集ごと変化させるなどメリハリのある構成になっている。
対象:10代後半~20代前半女性
情報量:★★★
写真:切り抜き
配色:明るい



Popteen

 ページごとに印象が変わる多面性を持った女性向けファッション誌。アイテムは比較的手に入れやすいものが多く、写真はアイテムよりもモデルをメインで撮影している。切り抜き写真を斜めに配置するなどある程度の法則があるが、文字と写真の関係により可読性が低くなる。モデルの顔が前面に押し出される写真は少ない。配色は背景がオレンジやピンク、パープルが使用されるため鮮やかである。プリクラのような配色、フォントではあるがキラキラスタンプの使用はない。
 全カラーページで白黒ページはない。目次の文字フォント、ポイント数含めて見出しが目立つ構成となっている。

対象:10代女性
情報量:★★★★★
写真:切り抜き、コラージュ、背景付き
レイアウト:free layoutが多い。
配色:背景の色がオレンジやピンク、パープル
その他:文字量が多い。

2012年1月23日月曜日


1月21日(土)〜22日(日)に東京造形大学CSギャラリーで開催された大学院造形プロジェクト報告展では、こんな展示にしました。
昨年度の展示は、プロジェクト年表と調査雑誌実物で校正しましたので、今年度は、それをまとめて冊子に編集している誌面そのものを展示しました。
これ、願わくばこの展示期間にハンドアウトできる冊子が刷り上がって、ここに積み置かれてお持ち帰りいただく予定だったのですが、内容を吟味しているうちにタイムアウトとなりまして。
でもこうして製作中の台割を実空間にシミュレーションしてみると全体像がわかりますね。
いつもパソコン上でのプレビューで、こういう並べ方をするタイミングがなかったので、構成がよくわかったと思います。
あと足りないところや、書き込むべきところ、なども、よく見えます。

掲載した写真は、「渋プロ」ロゴデザインや、冊子のエディトリアル・デザイン、雑誌レイアウトのデザイン評価を担当したびーくん、20日の夜、掲出終わって、お疲れさま、の図です。