***
まずは、「渋谷らしい」アイコンとなっている“ギャル/ギャル男”ファッションと思しきファッションを牽引しているハードエッジ、と思しき雑誌を作っている会社
1、株式会社大洋図書『egg』『men's egg』『egg youth』=渋谷を意識して渋谷文化を発信している。ギャルの生活など文化記事ページが多い。
−−−−比較対象:ティーン向け雑誌−−−−
『ランズキ』(株式会社ぶんか社)渋谷依存しておらず渋谷にこだわりはなくギャル・ファッションを発信している。ファッションページがほとんど。
『ポップティーン』(角川春樹事務所)創刊30周年の老舗。渋谷やギャルというトレンド以前から存在している、10代女子のファッション・文化雑誌。たまたま今、渋谷、ギャル、という部分でかぶっているけれど、本来はどちらにも特化していない雑誌、なはず。上の世代に「ポップ・ティーン」がある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
質問事項:
1)渋谷という街のイメージ、ファッション・アイコンを10代の人たちによってかたちづくられている、と思われているが、実はそうでもないのでは…?
ではリアルな渋谷のイメージを形成しているのは20代の人たちなのか?
(ということで、20代をマーケット対象とした雑誌を作っている会社にもインタビューしたい。)
2)いくつかの出版社が10代向け、20代向けを別雑誌で発行しているが「egg」には、次の、上の世代、が存在しないのはなぜか。
10代の一時期だけにこだわっている理由はなにか。
(egg的なファッション自体が、人の成長過程における限定的な時期にのみ/だからこそ思いっきり楽しめる勢いのあるもの=旬のあるもの、だから?「egg」にオトナ心はいらない!とか)
→egg読者がegg世代を“卒業”したら、どの雑誌を読むのか。
「mama」ギャルママのライフ・スタイル、ファッション、育児情報誌。ヤンママ(はヤング・ママじゃなくてヤンキー・ママ:1994年の流行語)とは違う。
金髪スッピンで子ども抱き抱えて寝間着のままゴミ捨てに出て来るイメージ。
ギャルママは朝からしっかり盛りメークして子どもにもお揃いのラメラメリボンTのイメージ。
日本ギャルママ協会:ギャルママとシングル・マザーに対する統括団体、
3)ぎっしりごちゃごちゃしているレイアウトの美学
4)リード、キャッチコピー
それぞれの雑誌の世界観を構築する上で重要な役割を果たしているコピー。
言葉で世界観をかたちづくり、読者に強烈なイメージを植え付ける言葉の力を、ビジュアル・アピールとどのように相互作用させて行くのか。
その世界にはまりきっていない人には気恥ずかしいような大げさな言葉の演出は、プロフェッショナルとして演出されたものなのか、本当にその世界観にどっぷり浸かっているライターが陶酔的に編み出す言葉なのか。
女子向け「egg」 は喋り言葉がベースで、おもしろ語開発、連発。
男子向け「egg 」は...。
***では男子向け雑誌はというと?
「egg」はさほど…。
「Nuckle 」大げさでドラマチック、意味不明なコピーが定番として有名。
「Men's spider」ファッション・スナップページのひとりひとりにもスゴいコピーが添えられている。
「smart」はただの解説のよう。
***では女子に戻して「小悪魔ageha」は...。
ファッション紹介ページには説明的なコピーでひかえめ。
若干、不幸自慢的、ネガティブな言葉あり。
***
2、株式会社カエルム出版『NYLON』:年齢感がなく幅広い輸入モード、ハイ・カジュアル?系。
「ポップ・シスター」
株式会社宝島「mini」スポーティ・カジュアル
集英社「non-no」10代後半から20代のカジュアルなんでも無難な範囲でアリ系。
小学館「CanCan」お嬢さん女子大生、「Ane Can」予備軍。
光文社「JJ」
*******
ひとまずここまで来た時点で「Men's Spider」のスゴすぎるコピー「声に出して読みたい日本語」連発に全員がハマり、すべての関心がそっちに持って行かれて、会議中断。
まだ知らないあなたも一緒に、声に出して読んでみませんか。
まずは、「渋谷らしい」アイコンとなっている“ギャル/ギャル男”ファッションと思しきファッションを牽引しているハードエッジ、と思しき雑誌を作っている会社
1、株式会社大洋図書『egg』『men's egg』『egg youth』=渋谷を意識して渋谷文化を発信している。ギャルの生活など文化記事ページが多い。
−−−−比較対象:ティーン向け雑誌−−−−
『ランズキ』(株式会社ぶんか社)渋谷依存しておらず渋谷にこだわりはなくギャル・ファッションを発信している。ファッションページがほとんど。
『ポップティーン』(角川春樹事務所)創刊30周年の老舗。渋谷やギャルというトレンド以前から存在している、10代女子のファッション・文化雑誌。たまたま今、渋谷、ギャル、という部分でかぶっているけれど、本来はどちらにも特化していない雑誌、なはず。上の世代に「ポップ・ティーン」がある。
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質問事項:
1)渋谷という街のイメージ、ファッション・アイコンを10代の人たちによってかたちづくられている、と思われているが、実はそうでもないのでは…?
ではリアルな渋谷のイメージを形成しているのは20代の人たちなのか?
(ということで、20代をマーケット対象とした雑誌を作っている会社にもインタビューしたい。)
2)いくつかの出版社が10代向け、20代向けを別雑誌で発行しているが「egg」には、次の、上の世代、が存在しないのはなぜか。
10代の一時期だけにこだわっている理由はなにか。
(egg的なファッション自体が、人の成長過程における限定的な時期にのみ/だからこそ思いっきり楽しめる勢いのあるもの=旬のあるもの、だから?「egg」にオトナ心はいらない!とか)
→egg読者がegg世代を“卒業”したら、どの雑誌を読むのか。
「mama」ギャルママのライフ・スタイル、ファッション、育児情報誌。ヤンママ(はヤング・ママじゃなくてヤンキー・ママ:1994年の流行語)とは違う。
金髪スッピンで子ども抱き抱えて寝間着のままゴミ捨てに出て来るイメージ。
ギャルママは朝からしっかり盛りメークして子どもにもお揃いのラメラメリボンTのイメージ。
日本ギャルママ協会:ギャルママとシングル・マザーに対する統括団体、
3)ぎっしりごちゃごちゃしているレイアウトの美学
4)リード、キャッチコピー
それぞれの雑誌の世界観を構築する上で重要な役割を果たしているコピー。
言葉で世界観をかたちづくり、読者に強烈なイメージを植え付ける言葉の力を、ビジュアル・アピールとどのように相互作用させて行くのか。
その世界にはまりきっていない人には気恥ずかしいような大げさな言葉の演出は、プロフェッショナルとして演出されたものなのか、本当にその世界観にどっぷり浸かっているライターが陶酔的に編み出す言葉なのか。
女子向け「egg」 は喋り言葉がベースで、おもしろ語開発、連発。
男子向け「egg 」は...。
***では男子向け雑誌はというと?
「egg」はさほど…。
「Nuckle 」大げさでドラマチック、意味不明なコピーが定番として有名。
「Men's spider」ファッション・スナップページのひとりひとりにもスゴいコピーが添えられている。
「smart」はただの解説のよう。
***では女子に戻して「小悪魔ageha」は...。
ファッション紹介ページには説明的なコピーでひかえめ。
若干、不幸自慢的、ネガティブな言葉あり。
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2、株式会社カエルム出版『NYLON』:年齢感がなく幅広い輸入モード、ハイ・カジュアル?系。
「ポップ・シスター」
株式会社宝島「mini」スポーティ・カジュアル
集英社「non-no」10代後半から20代のカジュアルなんでも無難な範囲でアリ系。
小学館「CanCan」お嬢さん女子大生、「Ane Can」予備軍。
光文社「JJ」
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ひとまずここまで来た時点で「Men's Spider」のスゴすぎるコピー「声に出して読みたい日本語」連発に全員がハマり、すべての関心がそっちに持って行かれて、会議中断。
まだ知らないあなたも一緒に、声に出して読んでみませんか。
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