2011年5月7日土曜日

2011年度キックオフ!

久しぶりに集まりました。
今期のメンバーは新規4名を加えて総勢12名です。
楽しく充実した議論の場といたしましょう。

今期の目標は、これまでの研究結果を紙媒体の冊子、ウエブサイト等にまとめて、長期的に参照できるアーカイブを作ること。
何を発信するか、発信する内容にどんな意義があるか、を考え込みすぎると足がすくんで動けなくなるので、自分たちの活動の記録というつもりでのアーカイブ、という認識で、人からのアクセスや人への影響を負荷としないで、自分たちのために記録をつくる、というスタンスで。
そしてその前に、いよいよ雑誌編集者へのインタビューというドキドキ体験があります。

編集者に、どんなインタビューをしたいか、まずは頭を巻き戻しましょう。
以下、とりとめなく、話の内容をかいつまんで記録していきます。

たとえば。

「編集者.jp あの本を作った編集者の哲学・仕事術」
『小悪魔ageha』編集長中條寿子編集長
http://www.henshusha.jp/2010/08/23/promo-word-3/

雑誌への目線をリフレッシュしてみよう。
渋谷系雑誌を見ている読者の目線はどこから発せられているか。
東京・渋谷のオフィスで今このミーティングを開いている自分たちとはあきあらかに違う目線で見えているのではないか。
読者のほとんどは、東京・渋谷を生活の場にしていない人たち、だからこそ、「東京に出て来て私はこんなふうにお洒落に変身した」というような記事が、読み物として輝きを放ち、ある読者に対しては情報としての意味を持つ。
奇抜で気恥ずかしいばかりに見えるキャッチコピーも、別の視点に立って別の目線で見ているひとたちには「憧れ」をイメージさせる力があるものだから。
「憧れ」というキーワードで眺めてみよう。
世界がまだ未知のもので、知らないことがたくさんあるということに気がつきはじめた頃の自分を思い出してみよう。
今は既にそこを通り過ぎて、多少、醒めた視点から広い範囲を見渡せるけれど、まだ、上を見上げていた日々の自分と同じように、せいいっぱいな世代を生きているひとたちがいること、そういう人たちにとって、キラキラ輝いている世界、を、思い描いてみよう。
編集者にインタビューする時に、自分もまたそのキラキラに憧れる時間を通って来た(別のトレンド表象だったとしても、気持ちとして)「読者」であるという立場を忘れないように。

さて、地方在住者、外国人にとって「東京」ってどう見える?
「東京」への目線をどのように読み取れる?
メディアから二次媒体として伝達される「東京」を、地方で受け止める目線、その一次媒体(体現者)として存在するカリスマ店員やミュージシャン、モデルたち。

なぜお洒落をするのか、なぜかっこよく、かわいくなりたいのか。
音楽とファッション、ファッションデザイナー、プロデューサーにとってのパフォーマーとしてのミュージシャンが体現するもの。

渋谷eggファッションの先頭を切っている「ポップアイコン」的存在はあるのか?
各雑誌のポップアイコンもその本人から生み出された発信というより、その人もまた影響を受けた「モデル」がある?
ギャルの頂点は?
アムラー(安室奈美恵)?からの流れで読めるのか?
読者モデル一辺倒で押し切る雑誌が、特定のプロ・モデルをアイコンに奉らない理由は、そういうアイコンを主役に立てることで、wanabee/〜ラー、という、トップと周辺という構図を作り出すことを良しとしないコンセプトではないか。
読者全てが同じ地平にいて、みんなが誰でも主役になれる可能性をシェアしている=仲間意識、コミュニティの創出?同じ方向に関心をもっている人たちの居場所づくりとしてのメディア、か。

きゃりーぱみゅぱみゅ


自分の黒歴史を語る会。


自分でファッションを意識しはじめたのは何歳頃?
幼少期、特別な誂え服以外の日常着は、いつのまにか家にあって何となく着ているものだった?
友達の着ているものをかっこいい、かわいいと思った時。
中学生になって普段制服仲間と土日遊びに行くときの、「たまに着る私服」の新鮮さと、そこで差がつく「何か」=「何何くんの私服、いいよね」みたいな。
好きな子とデートの時のファッションや友達と遊びに行く時の為に服を買ったり。

小学校のときの私服が、成長(身長の伸び)にあわせて似合わなくなっているような自覚、こどもこどもした恰好をするとおかしいという違和感を抱くも、大人っぽい恰好(ロングスカートなど)をするとやたら大人っぽく見えてしまうので親が許さなかった。
で、小学生の時に芽生えたファッション(見た目)への意識が、中学で制服になって後退していき、高校になって復活。
「●●ちゃんと買物に行くとかわいい服が買えるよ」とか。

制服の範囲の中でのファッションの工夫に夢中になる。
中学生位から髪型をいじり出す(ワックスおしゃれ)
学ランの中にカラーシャツ、ベルトなどの「かっこいいくずしかた」のトレンド。
人と違うことをすることの心地よさ(ブレザーの中、白ワイシャツの中にカラーTシャツをちらりとのぞかせる、スニーカーなど)
異性の目線より「そうしている」自分自身に酔う。
「自分をいかにアップデートするか」が一番大事な関心事。
特に目標とするファッション雑誌等はなく、かっこいい恰好の友達が買う店に行くとか、みんなでコンビニに行ったときに雑誌を立ち読みするとか。
興味持ち出した頃はバッドボーイズ系(ワルがモテる?目立つ=女子の目線を意識)がかっこいいという都市伝説に惑わされた。

その後も「美大生!」の心意気で蛍光色ばかりの派手な恰好をして存在していることが心地よかったり。

みんなの「その頃」多感な中二病の頃はモーニング娘頃〜10年前くらい。
2000年問題、家にパソコンあり。
MDかMP3プレーヤーか。

ケータイを持ちはじめたのは中学から=ケータイメールが前提。
実際持ったのは高校に入ってから。
好きな子との連絡をパソコンメールではなくケータイメールにするためにプリペイドカード

スパイマスター(東海、関西、九州/地域密接型)=女子版「スパイガールズ」あり。
東京の店の情報ばかり載っている全国紙は実用的ではなく、

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