
—人が溢れる街、渋谷。

他人と全く触れずに渡りきることすら困難なスクランブル交差点。人が多過ぎるゆえ、もはやハチ公の姿など全く拝めないハチ公前待ち合わせスポット。タレントや芸能人とすれ違っても気付かないほど。
渋谷という装置から発生しているかのごとく、そこに存在している人々は一体どこから来て、どこへ向かうのだろうか。
■概要
渋谷はそこに来る人々でつくられている街である。
ここでは、渋谷を歩く人々の動線に着目する。老若男女、様々な人が混在する雑多な街渋谷の中で、ある特定の人々の動線を、足跡を付けることで視覚化する。
例えば、若者、特にギャルに焦点を当ててみると、ギャルが良く通う飲食店、アパレルショプなどを、渋谷の街そのものに動線(足跡)を付けることで確認できる。足跡には「ギャルの足跡」「私はギャルです」と言ったような広告的な文字を入れる。ギャル仲間はそれを見て、自分の知らなかったギャル好きの店などを発見でき、ギャル同士で流行現象が発生したりできたら面白いのではないかと考える。

■方法
ギャルに焦点を当てる場合、例えば109のようなギャルの発信地になるような場所で特定の店と交渉をし、そこで足跡の付く特殊な靴を配布する。あとは通常通りに渋谷を散策してもらう。渋谷はいつの間にかギャルの足跡だらけとなり、その後ギャルの行動パターンを解析する。ギャルマップを作るなど。
また、足跡の色を変えることで「ギャル」と「ミュージシャン」といったような二種類もしくはそれ以上のカテゴリーの人をターゲットとして行うことも可能。
■その他
昼間に足跡だらけの渋谷になるとさすがにお巡りさんに怒られそうなので、例えば蓄光塗料などを用いて、昼間は何も見えないけども夜になって暗くなると足跡が浮き出るようにすると、ゲリラ的に行えるかと。「いつの間にか渋谷に足跡が付いていた」といったように。
ギャル以外のターゲットでは難しいのかもしれない。ギャルだとノリよくやってくれそうだが、他はどうだろうか。
何よりも「スタンプ靴」の開発が必要。
この内容のマップ、見てみたい〜
返信削除ただ、実際に足跡を付けるというのが…
結構障害がある気がする。
もっとデジタル化した方が、わかりやすい気もします。
(誰かも言ってたけど、GPSとか?)